JBBF選手 コンテスト

北海道の23歳・看護師ビキニ選手 “ジュニア日本一”のボディで世界でも5位入賞 夜勤明けは一度寝てからトレーニング

昨年の『JBBF日本ジュニア選手権』でビキニフィットネス優勝に輝き、その後の『IFBB世界フィットネス選手権ビキニジュニア21~23歳160㎝以下級』5位入賞と国内外で活躍をする成田楓(なりた・かえで/23)さんは、北海道で看護師として働きながら競技を続けている。看護師というハードな仕事と両立する成田さんの、仕事と競技の「両立哲学」を聞いた。

【写真】23歳の看護師ビキニ選手・成田楓さんの引き締まりヒップと筋肉質な肩(ステージ写真8枚)

「2023年4月から看護師として働き始めて、今は3年目です。中学生の頃から漠然と看護師になりたいと思っていました。母子家庭だった時期もあって、母を安心させられる現実的な仕事は何だろうと考えたときに、看護師という選択肢が浮かびました」

現在は精神科の慢性期病棟に勤務。劇的な回復や分かりやすい成果が見えにくい現場だという。

「精神科は、手術をして退院するような分かりやすい変化が少ない分、やりがいを感じるのは簡単ではありません。それでも、患者さんの治療の段階が少しずつ進んでいるのが見えると、やりがいを感じます」

「仕事は生活の基盤」バランスの取れた両立スタイル

日勤の日は朝7時に起き、9時から勤務。17時に仕事が終わると、そのままジムへ向かう。シーズン中はトレーニングに加えて有酸素やポージング練習も行い、最低でも2時間は身体を動かす。

「夜勤明けの日は一度寝てから夜にジムへ行くことが多いです。それだけでも体力的にはきついですね。今年は夜勤明けでも、寝る直前に一度ご飯を食べて、少しでもカロリーを入れてから眠れるようにしようと考えています」

仕事と競技の両立は決して簡単ではない。それでも、競技一本に絞る選択はしていない。

「仕事を辞めて競技に全振りするという選択肢もあると思いますが、私にとって仕事は生活の基盤です。職場も競技を応援してくれていて、世界選手権の遠征も病院の理事長が配慮して休みにしてくれました」

環境を大きく変えず、自分の足元を固めながらステージに立つというスタイルだ。

「環境を大きく変えてまで競技一本にするのは、現実的にも精神的にも難しいと感じています。今は仕事と競技を両立しながら続けていきたいです」

看護師とビキニ選手。まったく異なる2つの世界を行き来しながら、成田さんは自分なりのバランスを探し続けている。

【JBBFアンチドーピング活動】JBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)はJADA(公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構)と連携してドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体で、JBBFに選手登録をする人はアンチドーピンク講習会を受講する義務があり、指名された場合にドーピング検査を受けなければならない。また、2023年からは、より多くの選手を検査するため連盟主導で簡易ドーピング検査を実施している。

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取材・文:FITNESSLOVE編集部 撮影:中原義史、Igor&Jakub

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