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人気YouTuber「アクトレ」がボディビルで優勝 「元シルク・ドゥ・ソレイユのパフォーマーとしての恩恵は腕とか背中の筋肉です」

筋トレ・アクロバット系YouTuberとして活動する“アクトレ”(登録者数75万人)こと廣林隼(ひろばやし・じゅん/30)さんが9月20日(日)、「第2回栃木県男子ボディビルオープン大会」の170cm以下級で優勝した。同級には19名がエントリーし、当日は16名が出場。ピックアップ審査、予選審査を経て6名が決勝へ進出した。その頂点に立ったのがアクトレさんだった。同じ決勝には、約3年前にアクトレさんによって肉体改造を始めたコロコロチキチキペッパーズ・西野創人さんも進出。2人が隣り合ってポーズを取る場面もあった。

【写真】22kg減量で圧巻ボディ!170cm以下級を制したアクトレの腕&背中
廣林隼さん

22kg減量して栃木のステージへ

今回の大会へ向けて、アクトレさんが行った減量は22kgに及んだ。

大会を選んだ理由について、「22kgの減量が必要だったので、ちゃんと自分がベストのコンディションで大会に出場できる時期はいつだろうと考えたときに、一番適していたのが栃木大会でした」と振り返る。

長期間にわたって身体を作り込み、その成果をステージで披露した。

アクトレさんの肉体で特に目を引くのが、太い腕と発達した背中だ。

元シルク・ドゥ・ソレイユのパフォーマーでもあり、長年体操やアクロバットに取り組んできた経験を持つ。

「体操の恩恵は、腕とか背中はすごく受けているのかなと思います」

なかでも本人が自信を感じたのは腕だった。

「ポージングを取ると腕がめちゃくちゃ大きく見えるなというのは自分でも感じて。『ボディビルに向いているんじゃないかな』っていうのは、ちょっと自信になりましたね」

これまで培ってきた“動ける身体”が、ボディビルという新たな舞台でも武器になった。

「結局、結果かなと思う」

大会までの過程はYouTubeなどでも発信してきた。多くの人に見られる立場だけに、さまざまな賛否いずれのコメントも届いたという。それ故にアクトレさんが意識したのは結果だった。

「コメントとか、いろいろ散々言われることはありますけど、結局結果かなと思うので。過程を見せてはいるんですけど、結果でしっかりと見せられないと、そこも言われても仕方ないなと思っています」

そのために心がけたのが、「一日一日を無駄にしない」ことだった。22kgの減量を経て迎えた本番。その言葉通り、170cm以下級優勝という形で結果を残した。

3年前に身体づくりを教えたコロチキ西野と同じステージへ

今回の大会には、もう一つ特別な意味があった。

同じ170cm以下級に出場した西野さんは、約3年前にアクトレさんとの企画をきっかけに本格的な肉体改造を始めた人物だ。

初対面の日、西野さんはアクトレさんに「バキバキになります」と伝えたという。

「めちゃくちゃきついですよって再三伝えたんですけど、『俺はやるんだ』って。朝方まで一緒に飲んでいたんですけど、みんなが朝ラーメンを食べている中、その日から『俺は食わない』って言って。そこから筋トレで減量して、本当にバキバキになって、今ボディビルに出ていますから」

そこから約3年。今度は指導する側とされる側ではなく、同じ選手としてステージに立った。

「せっかくだったら一緒に目標に向かって頑張ろうぜ、というところから。ボディビルって結構過酷なので、二人で切磋琢磨して高め合ってやっていこうと。3年越しに一緒にステージに立てるっていうのはエモいですね」

西野さんも16名の争いを勝ち抜いて決勝へ進出し、6位入賞。2人は決勝のステージで隣り合った。

アクトレさんは西野さんの仕上がった身体を見て、「普通は作れない身体ほどの短期間で仕上げてきているので、僕も危機感を感じますよね」と刺激を受けたという。

そして自身は、そのステージで優勝を手にした。今後もボディビルへの挑戦を続けて、自分自身を更新し続けることを目指すという。

「『ボディビルで日本一になります』とか、大それたことはまだ言えませんけど、自分が作れる身体を毎年毎年、日々更新できるようにして、みんなに少しでも勇気とか力を与えられればと思います」

アクトレさんは、自身がプロデュースするパーソナルアクロバット教室「バクトレ」などを通じ、子どもから大人までに身体を動かすことの楽しさを伝えている。

だからこそ、自ら挑戦する姿を見せ続けることにも意味を感じている。

「僕がチャレンジしていく姿をいろんな人に届けることが、自分の役目というか使命なのかなと感じています。挑戦をやめない、という気持ちでいっぱいです」

【JBBFアンチドーピング活動】JBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)はJADA(公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構)と連携してドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体で、JBBFに選手登録をする人はアンチドーピング講習会を受講する義務があり、指名された場合にドーピング検査を受けなければならない。また、2023年からは、より多くの選手を検査するため連盟主導で簡易ドーピング検査を実施している。

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文・撮影:FITNESS LOVE編集部

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