6月28日(土)、浦安市文化会館で行われた『マッスルゲート東京ベイ大会』。ビキニフィットネスマスターズでグランプリに、また一般の部でも2位に輝いた、小野京子(おの・きょうこ/43)さん。
【写真】ダンスと筋トレで鍛えた太ももに注目!小野京子さんのメリハリボディ
「昨年の夏に、レギンス・レギンスフィットネスからビキニフィットネスに転向したばかりでまだまだ不慣れなことも多いなかこのような順位をいただけたこと、とてもうれしく思っています」
今年の初戦『マッスルゲート横浜大会』ではマスターズでグランプリ・一般の部で3位、また続く『マッスルゲート神奈川大会』では一般の部でグランプリ・マスターズで2位と、順調に戦歴を重ねている。
「神奈川大会出場後、今大会に向けては太ももやお尻の絞りを課題に、この部位のトレーニングを強化してきました。また食事面ではタンパク質の量や割合を増やしつつ、摂取カロリーを抑えるように。自己流には限界があるので、具体的な食材やメニューなどはChatGPTをアドバイザーに、日々試行錯誤しながら工夫を重ねているところです」
また大会直前の最終調整にも、このChatGPTがおおいに役立ってくれたと言う。
「大会3日前から当日までの、食事と水分調整も提案してもらいました。最適な食事の時間や内容(摂取すべき栄養とメニュー例など)を、その理由も含めて時系列で具体的に挙げてくれるので、すごく参考になりました!」
そんな小野さんのストロングポイントは、太もも。
「学生時代に競技ダンスで鍛えて以降、ラテンダンス、ハウスダンス、ズンバなどを楽しく続けてきました。その後、筋トレにハマってからは、スクワット、レッグエクステンション、レッグカール、アダクション、アブダクションなどでさらにしっかりと鍛えてきました!」
一方で課題と感じているのが、背中とお尻。
「大会前には絞りを重視しましたが、長期的にはまだまだバルクアップしたい部位。重量、回数を上げて重点的に鍛えていきたいと思っています」
またボディメイクの面だけでなく、ステージングにも課題意識を持ってさらなる向上を目指している。
「ステージでは緊張から脚に力が入りにくくなりがちなので、なんとか心を落ち着けて、ポージングやウォーキングの安定感をもっと高めたいですね。それに、肩や腕の動きや瞬きなど、意識やイメージ通りとはまだ言えない部分もあるので、細部まできちんとコントロールできるようになりたいです」
あらたな環境に飛び込んでこそ、心身ともに成長することができる。年齢を重ねるほどそれが難しくなるからこそ軽やかに、そして真摯に挑む小野さんの姿が、見る者に勇気をくれるのではないか。
【マッスルゲートアンチドーピング活動】
マッスルゲートはJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト大会である。
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取材:大塚真奈美 撮影:中島康介
執筆者:大塚真奈美
編集者・ライター。ヘルス&フィットネス、美容、グルメなどの分野で企画・編集・取材・執筆。群馬県出身、東京都在住。