12月20日(土)に、東京・品川インターシティーホールで行われたマッスルゲート実行委員会主催『マッスルゲート』の全国大会『ゴールドジムジャパンカップ』1日目、メンズフィジークマスターズ172cm以下級(40歳以上)で優勝したのは遠藤仁(えんどう・じん/43)さんだ。

2連覇の秘訣
「1年の締めくくりに最高の結果がでて良かったです」
2025年8月の千葉大会、メンズフィジークマスターズ172cm以下級(40歳以上)で優勝し、『ゴールドジムジャパンカップ』への出場権を獲得。そのままの勢いで、『ゴールドジムジャパンカップ』2連覇を達成した。2連覇できた要因はどんなことだったのか、質問した。
「2024年に『ゴールドジムジャパンカップ』に出た時よりも、サイズアップや身体の絞りをよりバージョンアップさせることを目標に頑張ってきました」
前年の優勝で止まらず、自身を進化させることで手に入れた『ゴールドジムジャパンカップ』2連覇という輝かしい成績。さらに、遠藤さんは続けて答えてくれた。
「怪我をしないように、体調管理にも気をつけてきて。周りの家族や友人、仕事のお客様にもご協力いただいて、トレーニングできました」
周りのかたがたのサポートもあり、今年のトレーニングは順調に進んでいったという。仕事もしながらトレーニングを続けていくために工夫したこともあったという。
「仕事優先なのはもちろんなのですが、優先順位をちゃんとつけて計画通りに進めようと思っていました。なので、2024年の『ゴールドジムジャパンカップ』が終わった段階で、もう2025年の『ゴールドジムジャパンカップ』に向けて計画を立てていました」
前回の優勝直後に、計画を立てて実行してきた結果、2025年も頂点に立つことができたのだろう。普段の生活では、遊びの誘惑や外食、お酒の誘惑などにも苦労した時期もあったという。だが、鍛えぬかれ強化された遠藤さんのミッドセクションを見ると、そういった苦悩はまったく感じられないほどのストイックさを感じた。
筋トレのきっかけはリハビリだった
大会2連覇を果たした遠藤さんだが、トレーニングを始めたきっかけはどういったことだったのか。
「交通事故に遭い、怪我のリハビリからボディメイクの世界に入ってきました。日常生活がまともに過ごせるような身体を作りたくて。何か目標があるといいなと思い、大会に出場してみようと思いました。初めて大会に出場したのは2018年でした。そこからコンスタントに大会に出ている感じです」
自身の身体を治しつつ、大会出場を目指す。怪我というマイナスなできごとをご自身の努力でプラスに変えてきた過程。想像できないほどの努力があったことだろう。
「大会に出場するようになって、身体の健康だけでなく、メンタルも強くなったと思います。自分の敵は自分。自分を応援できるのも自分なので。計画通りトレーニングできたことが自信につながりましたし、大会のステージに立つっていう良い緊張感もメンタル面に大きく影響を与えていると思います」
トレーニングを始めたころは、バキバキな筋肉ではなかったという。遠藤さんのようなかっこいい身体に憧れて、トレーニングをはじめたいというかたも多いだろう。最後に、これからトレーニングを始めようと思っているかたへのアドバイスも伺ってみた。
「どなたでもトレーニングを始めてほしいなと思います。最近は、フィットネス人口も増えてきていますし。健康面でも良い循環が生まれますし、一歩踏み出してもらいたいなと。そうしたトレーニングの延長線上に目標とか、大会出場があるのかなと思いますし、大会の競技人口も増えて盛り上がってくるのかなとも考えています」
【マッスルゲートアンチドーピング活動】
マッスルゲートはJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト大会である。
執筆者:田島 悠
フリーランスのライター。元高校数学教師の経験を活かし、教育・サブカル・旅行系記事の執筆・取材・インタビュー、学校教材の校正・校閲を専門としている。東京都在住。
取材・文:田島悠 撮影:北岡一浩










