マッスルゲート選手 コンテスト

減量をこんにゃくで乗り切った 25歳がメンズフィジーク3位に「大きなストレスを抱えずに減量ができた」

3月28日(土)、29日(日)の2日間にわたって、かわさきカルッツ(神奈川県・川崎)で『マッスルゲート神奈川大会』が開催された。28日に行われたメンズフィジーク新人の部176㎝超級では山本蒔志(やまもと・まきし/25)さんが3位に輝いた。「やり切った」と笑顔を見せた山本さんは、入賞の栄誉以外にもトレーニングと大会参加を通じてたくさんの収穫を得ていた。

【写真】山本蒔志さんの逆三角形が美しいフロントポーズを含む4枚

パワーリフティングに取り組む後輩の存在が刺激になって競技の道へ

山本さんは今回が初の大会参加だ。現在は週に5、6回、仕事後にジムで汗を流す。トレーニングを始めたのは高校生のとき。大学生のときは構内に安価で使用できるトレーニングジムがあり、「健康維持くらいの目的で通っていた」と競技には興味を持っていなかった。本格的にトレーニングを始めたのはここ2年のことだ。

「大学院時代、研究室にパワーリフティングを頑張っている後輩がいて、トレーニングの考え方やフォームの作り方、トレーニング前後のストレッチを含めたコンディショニングの重要性、さらに競技の世界の話を聞く中で刺激を受けました」

ベンチプレスの正しいフォームを教えてもらったことで、それまで約2年間、80kgで停滞していた記録がたった3カ月で100kgを超えた。「それがうれしくて、本格的に取り組もう!』と思った」と振り返る。

食物繊維とこんにゃくに助けられて減量成功

山本さんには刺激をくれる後輩以外にも、栄養指導をしてくれるトレーナーという強力な味方がいた。

「食物繊維はすごい大切だと実感しました。血糖値が安定するから減量もスムーズに進むし、減量でしんどい時期でも空腹感が少しはマシになるような気がしています」

食物繊維は野菜を中心に白菜、きのこ、こんにゃくなどを摂取。こんにゃくは特に、こんにゃくパークの「うどん風こんにゃく」のような麺タイプが重宝した。

「低カロリー・低糖質でありながら、満足感を得やすいのがありがたい。食事で大きなストレスを抱えずに減量の調整をできたのは大きかったです」

他の選手はライバルだけど仲間。尊敬し合える存在ができたことも収穫

収穫は他にもあった。切磋琢磨し、尊敬できる仲間たちとの出会いだ。ステージを降りた後、無事に競技を終え、喜び合う瞬間に心を躍らせた。

「『終わったね』と、なんとなく隣の人に声を掛けたら、そこから一気に話が盛り上がりました。ステージの上ではライバルだけど、仲間のようでもあって。決勝に残ったみんなで意気投合して、連絡先の交換をし、合同トレーニングをする約束をしました。『一生の友達ができたかも』と思っています」

大会初参加にして、結果を残した山本さん。大会参加前は今後の競技参加は決めていなかったが、「楽しかったし、仲間もできたので続けようという気持ちになった」と変化があった。

互いを尊敬し、高め合える関係を築けたことは今後も山本さんをステージに押し上げ続けるかもしれない。

【マッスルゲートアンチドーピング活動】
マッスルゲートはJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト大会である。

執筆者:増田洋子
編集・ライター。インタビューが好きで医療、ITなどを中心にさまざまなジャンルで執筆中。現在は週に4日、ジムでのんびり運動をしている。東京都在住。

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取材・文:増田洋子 撮影:中島康介

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