マッスルゲート選手 コンテスト

プロを目指していた65歳が“還暦スター誕生!”で入賞「歌うことは健康のバロメータ」60代でも筋トレに歌に励み続ける

2026年3月28日(土)、29日(日)に開催された『マッスルゲート神奈川大会』(神奈川・カルッツかわさき)内で『第2回 還暦スター誕生!』が行われた。このイベントは60代以上が参加対象。ダンス、歌、日頃のエクササイズの成果を披露する参加型イベントで、昨年に引き続き2回目の開催だ。歌の採点部門には7人が出場。昨年の王者・渡辺和子(わたなべ・かずこ/65)さんはレベッカの『フレンズ』を歌い、3位入賞を果たした。トレーニーでもある渡辺さんは、トレーニングは歌うことにも生きていると話す。

【写真】名曲を歌い、今年も入賞を果たした渡辺和子さん(6枚)

プロを目指していた実力者。「まだまだ挑戦できることをアピールしたい」

「『還暦スター誕生!』は年齢を忘れさせてくれるイベントです。過ぎ去った青春への思いを込めて『フレンズ』を歌った4分半は、青春時代に戻ったかのような幸せな時間でした」

現在は建設業の社長を務める渡辺さんだが、もともとは歌手志望。10代の頃はオーディション番組に参加しては結果を残せない日々が続いていた。有名なオーディション番組・「全日本ヤング選抜スターは君だ!」では最終決戦まで残るも、優勝を手にすることはできなかった。

歌手を諦めて飛び込んだ建設業界では、夢を諦めた悔しさを糧に営業職として活躍。57歳で独立し、社長業に邁進してきた。

そんな渡辺さんが歌うことを再開したきっかけはトレーニングジムにあった。

「忙しさを理由に歌から離れていましたが、昨年ゴールドジムでこの大会を知り、『出なくちゃ』と思ったんです」

必死に練習をし、手にした優勝。それ以降も歌の練習を続けていたため、今年の出場も自然な流れだった。

「この歳になると、自分で自分に発破をかけない限り、チャンスとは巡り会えません。何もしていないと年齢に負けそうになる。だから、まだまだ挑戦できる力があることをアピールするために今年も参加しました」

歌とトレーニングは相互作用をもたらしている

渡辺さんが筋力を付けることと、健康維持のためにトレーニングジムに通い始めたのは約20年前。現在は忙しい仕事の合間を縫ってトレーニングにも励んでいる。

「トレーニングは健康の源」で、現在はマシンを使ったトレーニングの他、バレエ、ジャズダンス、ヒップホップなどのスタジオプログラムにも参加。毎日1時間運動することが目標で、通い続けるコツは、「気が重くてもとりあえず行くこと」だ。スタジオプログラムに参加し、音楽に合わせて動くことで気持ちをリセットするのが習慣になっている。

「通っている店舗は24時間営業なので通いやすく、とても助かっています。腹筋を鍛えれば姿勢や呼吸法に、ヨガなどで首周りをほぐせば喉に良い影響が出ている気がします」

歌うことでトレーニングの成果や身体の調子がわかるといい、歌とトレーニングは相互作用をもたらしているようだ。

歌で生きていることを実感。来年の出場も表明

60代で歌う楽しみを思い出した渡辺さんは、きっと今後も歌い続けていく。

「声を出すとテンションも上がります! 歌が好きなことはもちろんですが、生きている実感を得るために歌っているんです」

すでに来年の参加も決意しているということで、どんな歌声を聴かせてくれるのか今から楽しみだ。

【マッスルゲートアンチドーピング活動】
マッスルゲートはJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト大会である。

執筆者:増田洋子
編集・ライター。インタビューが好きで医療、ITなどを中心にさまざまなジャンルで執筆中。現在は週に4日、ジムでのんびり運動をしている。東京都在住。

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取材・文:増田洋子 撮影:中島康介

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