自分を変えたい。その思いで始めた筋トレが、saho(さほ)さんの日常を変えた。かつて「満月」と言われるほどの体型だったsahoさんは、食事のコントロールができずに自分の体重の数字に振り回され、次第に食べることを恐れるようになった。
【写真】sahoさんの引き締まった脚線美と丸みのあるヒップが分かるレギンス姿

しかし今では食事をコントロールできるようになり、さらに筋トレを継続して、4月19日(日)に行われた『マッスルゲート西東京大会』ではウーマンズレギンスフィットネスで優勝を果たした。
「自分を変えたいという想いで始めた筋トレは、今では日常に欠かせない習慣になりました。今回の優勝はうれしさとともに、これまでの努力を認めていただけたように感じ、感謝の気持ちでいっぱいです」
身長171cmでかつては体脂肪率が34%(※)だったが19%(大会出場時は16%)へ変化した、sahoさんのボディメイクの秘訣を伺った。
※体脂肪率は市販の体組成計によるものです。
家族の食事と両立する「冷凍ストック食」
「白米やオーツ、鶏むね肉、魚を中心に、たんぱく質をしっかり取るようにしています。栄養が不足しているようなら、サプリメントで補うようにしていますが、食事が基本ですね。家族には他の食事を作っているので、自分の食事だけを毎回別で作るのはすごく大変です。そこで自分の食事はたくさん作って、ストックするようにしました。冷凍ストックしておくことで、家族の食事とも無理なく両立できるようになりました」
sahoさんは、数年このスタイルを継続して徐々に身体の変化を感じるようになったという。
「あとトレーニングのエネルギー補給として、トレーニング前後に和菓子を食べて、適切に糖質を補給しするようにしています。身体づくりはトレーニングのパフォーマンスが大事になるので、栄養が不足している状態にならないよう、自分が継続できることを最優先にしています」
下半身を変えたブルガリアンスクワット
「代謝を上げるためにトレーニングは下半身を中心に鍛えています。大殿筋下部、ハムストリング、四頭筋、内転筋と細かく部位を分けて丁寧に刺激を入れてます」
sahoさんの具体的なトレーニングメニュー
1. アブダクション:15〜20回×3セット
2.ダンベルブルガリアンスクワット:ダンベル24kg×8〜10回×4セット
3.ルーマニアンデッドリフト:40〜60kg×10回×3セット
4.45度レッグプレス(ワイドスタンス):132kg×10回×2セット、142kg×8回×1セット、92kg×15〜20回×限界まで
5.シングルレッグレッグプレス:72kg×8回×3セット
この中でも、最も効果を感じている種目がダンベルブルガリアンスクワットだ。
「ブルガリアンスクワットはトレーニング初期から継続している種目です。片脚で行うことで左右差の改善につながるだけでなく、体幹も同時に鍛えられます。初めはグラグラしてバランスを保つことも難しかったですが、今では片方24㎏のダンベルを両手で持てるようになりました。合計48㎏の高負荷がお尻に強い負荷を与えてくれます。きつくなってくるとフォームが崩れやすいので、丁寧にしゃがみ、お尻とハムストリングで押し上げる感覚を常に意識しています」
今後について、sahoさんは「筋トレを通して心身ともに健やかな状態を保ちながら、大会での結果向上を目指し、課題を一つずつ克服して、完成度の高い身体づくりに取り組みます」と話す。
【マッスルゲートアンチドーピング活動】
マッスルゲートはJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト大会である。
執筆者:柳瀬康宏
『月刊ボディビルディング』『IRONMAN』FITNESS LOVE』などを中心に取材・執筆。保有資格は、NSCA-CPT,NSCA-CSCS,NASM-CES,BESJピラティスマット、リフォーマー。メディカルフィットネスジムでトレーナーとして活動もしており、2019年よりJBBF、マッスルゲート、サマースタイルアワードなどのボディコンテストに毎年挑戦している。
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取材・文:柳瀬康宏 撮影:北岡一浩










