俳優の金子賢氏がプロデュースするボディコンテスト「サマースタイル・アワード」の関東予選、東京予選と出場し、いずれも入賞を果たしている尾高布美恵(おだか・ふみえ/43)さん。堂々としたポージングで観客を魅了した尾高さんだったが、じつは「あまり人前に出るのが得意ではなかった」という。
リハビリ指導員と生活相談員の仕事から、ジムインストラクターに転職したころ、友人からの一言で大会出場を決意する。
「ジムで筋トレをしていた際に『大会に出てみたら?』と勧められました。人前に出るのは苦手だったので、『できるわけないじゃん』と言いつつも、勇気を出せば、そういった性格も克服できるかもと思い、出場を考えるようになりました」
ステージでは長い腕と脚を生かした美しいポージングで目を引いた尾高さんだが、ステージングに満足はいっていないようだった。
「毎回ステージでは緊張して自分を表現できません。観客の皆さんが感動していただけるように表現力を磨きたいです。音楽や演劇などで感動するようなパフォーマンスをボディコンテストのステージで実現するのが目標です」
インタビューに答える際の控えめな雰囲気からは人前に出るのが苦手だったという尾高さんの一面が垣間見えたが、ステージでは別人だった。コンテスト出場を通して変化があったのだろう。
「自分の苦手分野に挑戦し続けたこと、克服するために一生懸命頑張れたことに感謝しております。出会った方々たちのパワーをいただけて、今も満杯で溢れてきそうなぐらいです。苦難もたくさんあったけど、とても楽しかったです」
取材・撮影:FITNESS LOVE編集部
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