サマスタ選手 コンテスト

トレーニング歴6カ月で作り上げた若々しい筋肉を披露 ボディコンテスト挑戦のきっかけは「アトピー改善」    

井下希穂さん大人になってから何かに没頭したり挑戦することは、とても勇気のいることだが、トレーニングを開始して6ヶ月でコンテストに挑戦したのが井下希穂(いのした・きほ/31)さんだ。

【写真】井下希穂さんのバックポーズ

井下さんは8月25日(日)、宇治文化センターにて行われた『サマー・スタイル・アワード 京都予選&ROOKIE CHALLENGE CUP京都予選』で初めてのボディコンテストに出場した。

「元々幼少期から重度のアトピー性皮膚炎で、体質改善をきっかけにアトピーが改善していきました。それまで自分に自信がなかったのですが、アトピーが改善するにつれて自信が持てるようになり、『もっと変わりたい!』という欲がでてきてボディメイクをはじめるようになりました」

アトピーの改善というきっかけから、自分を変える喜びに気づいたという井下さん。見た目の変化で自信がついたことで、コンテストにも挑戦しようと決めたそうだ。

「はじめは挑戦できたらそれで良いと思いましたが、自分の身体と向き合うことによって『もっと変わりたい!上を目指したい!』という欲が出るようになりました。コンテストに出場すると決めてからは、週4回の頻度で飲んでたお酒をやめて、食事内容も変えて、生活の優先順位もガラッと変えるようにしました」

はじめてのコンテストに向けたダイエットで、思うようにいかない部分もあったが、それでも身体に現れる自分の変化がとてうれしかったと語る。

「今後もコンテストには出場したいと思っています!今後のコンテスト出場は、現在指導していただいているトレーナーの方と決めようと思いますが、身体をさらに変えるために1年は休もうかなと考えています」

「大人になってから何かに没頭したり挑戦したりってなかなか勇気のいることだと思います。結果がすべてではなく、誰でも挑戦することの大切さ、すごさを感じていただければうれしいです!」

【SSAアンチドーピング活動】SSA(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。

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取材:柳瀬康宏 撮影:岡 暁

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佐藤奈々子選手
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