「普段は美容部員として、お客様のスキンケアやメイクへのご提案をしています。今回がボディコンテストの出場は初で、3年前からトレーニングをしており、すごく頑張ってきたので、良い成績をいただけてとても嬉しいです」
9/1(日)、愛知県江南市で行われた『サマー・スタイル・アワード(以下、SSA)東海帝王&ROOKIE CHALLENGE CUP東海帝王予選』が開催された。女性らしい、しなやかなスリムさを競うビューティーフィットネスモデル部門において、新人の部でフリーポーズのミスにより3位となったものの、本戦となる身長別では、新人の部において優勝・2位の選手と出場歴のある選手たちに勝ち、総合3位と番狂せを起こし、会場を沸かせた青山友紀子(あおやま・ゆきこ/26)さん。
【写真】つやつや褐色美肌のヘルシーボディ 青山友紀子さんのモノキニビキニ全身ショット
「立ちっぱなしの仕事なので下半身が浮腫みやすく、その改善のためにハムストリングを中心に強化しました。レッグカールやダンベルスティフレッグデッドリフトがメイン種目です。トレーニング前はコンプレックスだった細いだけの身体からメリハリがつきました」
青山さんはジムに元恋人に連れられてなんとなく通い出すも筋トレにはまり、別れてからもずっとトレーニングに勤しんできたという。やりきった実感や、目に見えて成果の出ることがとても楽しいのだと語った。
「残業も多い仕事ですが、『ジムに行くまでが仕事』と考えて、ジムに行けるように業務の無駄を減らすよう、仕事もより効率が増しました。インスタグラムでSSAで活躍する方々の美しさに魅了され、自分も出てみたくなり出場を決意しました」
初めての大会は結果がどうなるか不安だったため、周囲には出場を秘密にしてきたが、当日は多くの観客から声援を受け、最高に楽しかったと語る。
「食事管理は、きのこ類や野菜など食物繊維を多く摂ることを意識しました。しめじを特にすごく食べましたね。あと、カロリー節制のためにチョコレートをやめたところ、悩みだった肌荒れが消えたのが嬉しかったです。とはいえ、チョコレートは大好きなので、ご褒美に少しは食べていきたいです」
トレーニング前と現在の体重差は2kgだか、ボディラインは全く変わったという。
「鍛えると同じ体重でも全然違って見えます。今後も楽しみとして筋トレを続け、その成果をみるために大会にも出続けたいと思います」
今後の具体的な出場はまだ未定としながらも、今後への意欲を見せた。
体重に縛られる女性は多い。だが、筋肉は引き上がったお尻やたるみのない脚、均整のとれた引き締まった身体を目指す上で、非常に強い味方となる。食事制限だけのボディメイクでの仕上がりに悩む方は、筋トレに触れてみるのもいいのではないだろうか。
青山さんの身体が証明するように、決して簡単にマッチョにはならない。トレーニングは美しいボディラインを求める女性の、強い味方だ。
【SSAアンチドーピング活動】SSA(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。
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取材:にしかわ花 撮影:上村倫代
『IRONMAN』『FITNESS LOVE』『月刊ボディビルディング』寄稿。広告・コピーライティング・SNS運用も行うマルチライター。ジュラシックアカデミーでボディメイクに奮闘している。
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