22歳・大学生がコンテストに初挑戦　「健康の大切さを伝えられるトレーナーになりたい」

俳優の金子賢氏がプロデュースし“サマスタ”の愛称で知られる人気ボディコンテスト『SUMMER STYLE AWARD（サマー・スタイル・アワード）埼玉予選』が10月5日(土)、埼玉・久喜総合文化会館で開催された。モノキニビキニで健康的な美しい身体を競うBEAUTY FITNESS MODELの中でも、出場経験や、入賞経験のない選手が争うROOKIE CHALLENGE CUPに出場した村杉南々葉(むらすぎ・ななは/22)さんは、なんと現役の大学生。 【写真】村杉南々葉さんの健康的なモノキニビキニ姿 「インフルエンサーのちゃぴさんの肉体美やステージングの華やかさに憧れて、大会出場を決めました。しっかりと絞れた理想の身体を目指して頑張ってきたのですが、今日の仕上がりはまだまだ満足のいくものではないですね」 筋トレを始めたきっかけは、ちょっと身体を引き締めてより魅力的な身体になりたいと思ったからだと話す村杉さん。しかし、初出場となる今大会出場のために思い切って体重を増やし、筋肉量アップも目指した。 「今の体重と増量時のピークを比べると9kgくらい差があります。何もかもが初挑戦だったので不安もたくさんありましたが、できることをやってみようとチャレンジしました。増量末期は当然脂肪もかなりついたので、本当に自分が大会に出られる身体になるのかは心配でしたが、減量末期になるとしっかりと筋肉量を増やしておいたおかげか、かなり良い身体になったので、次への良いヒントを得た気がします」 初戦でしか味わえない緊張感を楽しみつつも、出場することでしか気づけない身体の変化を肌で感じたと語る。自身の弱点を明確化できたおかげで、目線はすでに次の大会に向いている。 「無事にフィットネスジムへの就職も決まったので、来年からもコンテストには出場したいと思っています。就職活動を始めたころ、フィットネスの道に進むとは思ってもいませんでしたが、大学3年生のときに始めた筋トレで進路まで変わってしまいました」 高校生のころに最愛の母を病気で亡くしたという村杉さん。深い悲しみを背負う一方で、身内を亡くしたからこそ、当たり前の健康がどれだけ多くの人を支え、幸せにしているかを誰よりも理解している。 「健康の大切さを様々な角度から伝えられるトレーナーになりたいと思っています。医療からのアプローチの前に、運動や栄養からのアプローチで元気にできる人はたくさんいると思うので、一人でも多くの人を健康に導けるように、残りの学生生活も無駄にしないようにしっかりと勉強して過ごしていきます」 【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD（サマー・スタイル・アワード）はJBBF（公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟）とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。 次ページ：村杉南々葉さんの健康的で美しいモノキニビキニ姿 文：林健太 撮影：中原義史 【写真】村杉南々葉さんの健康的なモノキニビキニ姿 （※写真はクリックすると拡大します）

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