10月6日(日)、 久喜総合文化会館にて『SUMMER STYLE AWARD』女性カテゴリー限定コンテスト・大奥予選が開催され、中島奈名子(なかじま・ななこ / 56)さんがレギンスモデル部門(※)グランドジェネレーション(50歳以上)クラスで自身初の優勝を果たした。
(※レギンスモデル部門は自分に合ったフィットネスウェアを着用し、筋肉量および質感がライトな仕上がりである健康的な身体であることが求められるカテゴリーである)
美味しく、楽しくダイエット継続を叶える食材
「昨年、知人が出場したボディコンテストを初めて見て、とにかくその華やかさに驚きました。観客席で思わずキャー!と声をあげたくなるような高揚感の中で、“私もこの舞台に立ちたい!”と心に決めました」
すぐに週1のパーソナルトレーニングを開始、昨シーズンのうちにベストボディ・ジャパンに初出場した。
「トレーニングと合わせて食事も改善しました。朝食はこれ、昼食はこれ、夕食はこれ、というように決めて、毎日同じものを食べ続けながら体重や体組成の変化を見て、トレーニングの成果や体への影響を確認するようにしています」
朝食として食べているのはオートミール。キムチや卵などを加えた“和風”、ヨーグルトを加えて一晩置いた“洋風”から気分でセレクト、味付けと食感の違いから飽きずに食べ続けることができたと言う。
昼食にはいつも十六穀米のおにぎりひとつと、手作りの鶏ハムを。「エアロビクスインストラクターという仕事柄、昼食に割ける時間は15分程度。鶏ハムは細長くカットしておいてワンハンドで。おにぎりには味付けをせず、具材も加えず、しっかりと噛んで豆や穀物の美味しさを楽しんでいます」
そして夕食には鶏ハムと野菜を。食材を大きめにカット、ゆっくりと時間をかけて味わうことを心がけているのだそう。
「これを1年間続けてきたことで、私は筋量を上げつつ4、5キロほど減量できたのですが、夫にはこれとは別に揚げ物を追加してあげたりしていたにも関わらず、いつの間にか約10キロの減量に成功していました(笑)」
ダイエットにおいては、自分の身体に合った食材を探し、美味しく、楽しく継続することが重要なのだろう。
【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。
取材:大塚真奈美 撮影:中原義史
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