サマスタ選手 コンテスト

「モテたい!」で筋トレ開始、バキバキなボディへ マッスルバー勤務の30歳がボディコンテストで活躍

「職業はマッスルエンターテイナーです」。自身をそのように称するのは山中翔太郎(やまなか・しょうたろう/30)さん。10月19日、大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター)にてフィットネスコンテスト『サマー・スタイル・アワード(以下、サマスタ)関西予選&ROOKIE CHALLENGE CUP関西予選 』が開催され、スタイリッシュガイ(※)トール部門(176㎝~)3位となった。
(※) 肩、胸の発達、背中、 腕、太腿の発達が評価されるカテゴリー

【写真】山中翔太郎さんのバキバキ腹筋

「モテたい」から筋トレ開始、ボディコンテストの道へ!

山中さんは『ボブマッスル』の愛称で、筋肉をテーマにしたコンセプトバー『マッスルバー』で勤務している。

数年前に『モテたい』というシンプルな理由ではじめた筋トレ。続けているうちに周りからサマスタ出場を勧められて、持ち前のノリの良さで参加した。

初挑戦は2022年のサマスタだったが、スタイリッシュガイ部門は予選敗退、翌年の2023年も挑戦したが、こちらも予選敗退となった。

「初めてのボディコンテストは勢いで参加したので、ポージングも動画を参考にして見よう見まねでした。結果としては予選を突破できずに終了となりました。ノリで参加したものの負けるとすごく悔しくて、翌年からはプロ選手のパーソナルトレーニングやサマスタの認定講師のレッスンを受けるようにして、少しずつ改善していきました」

より競技に向き合い、パーソナルトレーニングやポージング練習を重ね、身体もポージングも改善した2023年だったが、この年も惜しくも予選突破ならず。しかし諦めずにトレーニングを積み重ねた3年目となった今年、ついに3位入賞となった。

「大した成績も残してませんが、色んなプロ選手のパーソナルトレーニングやポージングレッスンを受けて、皆さん言っていただけるのが『ステージに出る以上、自分が主役で自分の舞台にする』ということ。この言葉が胸に刺さり、筋肉量が足りなくても、減量が上手く進まなくても、最後までやりきって、堂々とステージで自分を魅せることができたと思います!」

山中翔太郎さん

「ボディコンテストは周りの選手との比較審査になる以上、順位はどうしてもつきますが、自分の一番のライバルは去年の自分だと思ってます!過去の自分に勝って、コレからも過去最高の自分を目指して頑張ります!」

【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。

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取材:柳瀬康宏 撮影:岡 暁

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佐藤奈々子選手
佐藤奈々子選手