サマスタ選手 コンテスト

長い手足で魅せる27歳がコンテスト優勝 食べないダイエットでリバウンドの繰り返しから進化「自分軸でベストを更新し続けたい」

11月23日(土)、行田市産業文化会館にて『サマー・スタイル・アワード最終予選&ROOKIE CHALLENGE CUP最終予選』が開催され、松浦里香(まつうら・りか / 27)さんがルーキービキニモデル部門で優勝、ビキニモデル部門トールクラスで2位となった。食べないダイエットに失敗し続けた果てに出合った、自身“ベスト”のボディメイクメソッドとは。

【写真】松浦里香さんが魅せた長い手足

「本格的に筋トレを始める前は、いわゆる万年ダイエッターでした。1年間カナダに留学した生活の変化や、コロナ禍のストレスなどで過食を止められず、食べないダイエットとリバウンドを繰り返しながら、人生最高体重を更新し続けていました」

いよいよ切羽詰まった2020年12月、ダイエット目的でパーソナルトレーニングへ。そこで「筋トレって楽しい!」と知り、途中ジムでの自主トレへと切り替えながらも緩やかに、ボディメイクに取り組み続けた。

「コロナも落ち着いた2022年の冬、友人が出場するボディコンテストに応援に行ってみたら楽しくて。筋肉のかっこよさに感動して、本格的なトレーニングと大会出場を決意しました」

数カ月後に迫った大会シーズンに向けてすぐ、以前通っていたスタジオでのパーソナルトレーニングを再開。このパーソナルに週1、2回、自主トレに週3回、毎回約2時間ほど筋トレと有酸素運動に励んだ。

「動くぶん食べるという感じで、ローファットながら炭水化物はしっかり食べてよかったので、空腹感なくボディメイクできました。日々筋肉がついていくのが見た目でわかるのもうれしくて、モチベーションを保ち続けることができました!」

朝食のメニューは鮭と白米、もずくが定番。昼食には鶏むね肉とアボカドかくるみを、そして夕食には卵白かお刺身を。そしてこのほかに毎食必ず食べているこだわりの食材がまいたけなのだとか。

「私の身体との相性がいいのか、まいたけを食べるとお通じがよくなるので欠かせません」

大会初出場は2023年10月の『サマー・スタイル・アワード関東大会』。ビューティーフィットネスモデル部門トールクラスで2位。2年目のシーズンを迎えた今大会ではさらに筋量を上げてビキニモデル部門に挑戦、ここでも結果を残した。

松浦里香さん

「とにかく今の自分にとってベストの準備、身体、パフォーマンスで挑みたい。結果が伴えばさらにうれしいですが、どんな結果でもそれに支配されずに、挑戦した自分を褒めてあげたいと思っています」

仕事でもプライベートでも「“人と自分を比較しない”が人生の課題」だと言う松浦さん。「自分軸でベストを更新し続けたい」と今後の目標を語ってくれた。

【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。

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取材:大塚真奈美 撮影:夏目英明

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