サマスタ選手 コンテスト

「変化のない筋トレ」から一念発起で激変 若さ溢れるハリのある筋肉で初出場2位獲得の24歳   

11月23日(土)、行田市産業文化会館にて『サマー・スタイル・アワード最終予選&ROOKIE CHALLENGE CUP最終予選』が開催され、清水真理萌(しみず・まりも / 24)さんがルーキービューティーフィットネスモデル部門で2位、またビューティーフィットネスモデル部門トールクラスで5位入賞を果たした。「行っているだけで何も変わらない」ジム通いから一念発起、約9カ月で身体を変えた清水さんのチャレンジの軌跡を聞いた。

【写真】清水真理萌さんの美しい背中

「2年ほど前からジムで自主トレに励んでいたのですが、今思えば、ただ通っていただけで。身体にあまり変化の見られない筋トレをずっと続けていました」

そんな日々に変化が訪れたきっかけは、ボディコンテストを観戦したことだった。

「去年、ジム仲間がサマスタに出場するということで応援に行ったんです。彼女の努力を知っているからこそ感動したし、他の選手の方々もみなさんかっこよくて。私も出てみたいなって思いました」

それから3カ月「出場したい。でも私にやり切れるだろうか」と悩んだが、ジム仲間からの励ましやサポートの申し出を受けて、最終的には挑戦することを決めた。

「すぐに月2、3回ペースでのパーソナルトレーニングをスタート。また大会半年前からは月1ペースでポージングの指導も受けました。ジムには週4、5回通い、自主トレのほかジム仲間との合トレも。トレーナーさんとジム仲間のおかげで意識とやりかた次第で筋トレの質が上がること、そして身体は変えられるんだということを初めて実感しました」

トレーニングの強化に併せて、食生活の改善にも取り組んだ。

「本来は、ごはんや甘いもの、ジャンクフード、それにお酒が大好き。食事内容を変えるため、生活そのものを変えました。外食をやめて自炊に、プライベートで飲むことは控え、月1回の接待の席でも飲み食いはなるべく控えめに。それでも絞りが足りなくて、試行錯誤を重ねました。炭水化物は、玄米、さつまいも、じゃがいも、白米を順に試してみましたし、空腹感対策と鉄分補給として大量のほうれんそうを入れた味噌汁もよく飲みました」

またトレーニング後の約30分に加え、トレーニング前にも約30分と、有酸素運動を倍増。トレーニング開始時に60kgあった体重を、大会前には53kgにまで落とした。

「減量中体重が思うように落ちなくて、いつ終わるとも知れない遠い目標に向かっているように感じていました。今回無事出場できてよかった、ほっとしている、というのが今の正直な感想です。あとは、去年私が感動したこの大会を、家族や親戚、友達、同僚にもぜひ観て欲しいと思って観戦に誘ったのですが、みんな楽しんでくれていて、なんなら感動すらしてくれていたので、そういう機会がつくれてよかったとも思っています!」

清水真理萌さん

【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。

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取材:大塚真奈美 撮影:夏目英明

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