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IT企業・管理職の43歳が作った「くびれウエスト」 2児の育児と仕事、筋トレを両立するコツは「気持ちの切り替え」

多忙に管理職として働きながら育児も行いつつ、トレーニングを習慣化して、一昨年からサマースタイルアワードなどの大会にも挑戦している浅岡裕美(あさおか・ゆみ/43)さん。普段、全ての仕事が完了するのは「22時ごろ」だという多忙な毎日を送りながらも、しっかりとボディメイクの時間を確保し続けるその秘訣を伺った。

【写真】IT企業管理職・浅岡裕美さんの「S字ボディライン」

仕事と家事・育児、筋トレ両立の日々

浅岡さんはIT企業の管理職として、中学2年生と小学5年生の子どもを持つ母として忙しく働く日々を送る。朝9時から始まる仕事は18時すぎに一旦区切るものの、その後は子どもの夕飯の準備など家庭の時間にシフト。夕食が終わり次第再び仕事に戻り、業務が終わり次第、トレーニングへ向かう日々を送る。

「大体21時〜22時ごろに仕事が終わり、その後22時すぎくらいからジムに向かいます。そこから24時を過ぎると、そろそろ切り上げようかなと家に帰ります」

食事は子どもと一緒に19時前後の間に取ることが多い。睡眠時間は6時間前後を確保しながら、週5〜6日のトレーニングを続けている。

「仕事が忙しいときは、トレーニングの種目を減らすこともあります。ただ、完璧を求めすぎず、できる範囲で続けることが大事だと思っています」

時間を最大限に活用し、トレーニング効果を引き出す

一般的な競技者と異なり、日中の時間が自由に使えない分、浅岡さんは「疲労回復やコンディショニング」面でも工夫している点がある。

「トレーニング後はパーソナルでストレッチを取り入れたり、朝の時間を使ってリラックスできる習慣をつくるようにしています。今年からは、朝子どもを送り出した後の9時までの間に半身浴を取り入れ、メンタル面のリラックスと疲労回復に役立てています」

また、仕事とトレーニングの両立については、「”仕事とトレーニングのバランスを取ること”を頑張る」という考え方を持つことで、モチベーションを保っている。

「仕事があるからトレーニングができないのではなく、トレーニングをするために仕事を効率的に進めるという意識を持つと、両立しやすくなりました」

無理をせず、ポジティブに続けることが成功のカギ

読者へのアドバイスとして、仕事と両立してうまくボディメイクを続けるための考え方についても話してくれた。

「仕事が忙しくてトレーニングに行けない日ももちろんあります。そんなときは『今日は仕事に集中する日』と気持ちを切り替えることが大事です。『行けなかった』ではなく、『今日はこの選択をした』と前向きに考えることで、ストレスなく続けられます」

また、食事管理に関してはアプリを活用し、毎食の記録を習慣化。カロリーやPFCバランスを管理しながら、無理のない範囲で継続している。

多忙な中でもボディメイクを継続し、競技にも挑戦し続ける浅岡さん。その姿勢から、多くの人が「時間がない」を言い訳にせず、ボディメイクに取り組むヒントを得られるかもしれない。

浅岡裕美さん

【SSAアンチドーピング活動】SSA(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。

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取材:FITNESSLOVE編集部 写真提供:浅岡裕美

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