サマスタ選手 コンテスト

27歳・看護師が「背中&お尻」を強化し作り上げたメリハリボディ 自分の「性格を理解」することで筋トレ継続

「ステージに立っている私が、人生で一番可愛くて、きれいで、素敵だと思っています!」

そう語るのは、『サマースタイルアワード関西予選&ROOKIE CHALLENGE CUP関西予選』でビキニモデル部門ショートクラス1位を獲得した多賀梨里香(たが・りりか/27)さん。多賀さんは看護師という忙しい仕事をこなしながら、トレーニングを続け、くびれが際立つ美しいウエストラインとメリハリのあるボディを作り上げた。多賀さんの身体づくりの秘訣は、ウエストそのものではなく、全身のバランスを整えることにあった。

【写真】多賀梨里香さんのメリハリのあるウエストライン

 ウエストを細く見せる秘訣は“背中”と”お尻”にあり!

多賀さんは元々ウエストが細いというが、さらに美しく見せるために「背中の広がり」と「お尻の丸み」を強調するトレーニングを徹底してきた。

「背中はとにかくラットプルダウンなどの上から引く種目を強化しました。お尻はヒップアブダクションをめちゃくちゃたくさんしました」

多賀さんがウエストのくびれを作るために取り入れているトレーニングは以下の通り。
ラットプルダウン(広背筋の広がりを強化するため)
チンニング(懸垂)(背中全体の発達のため)
アブダクション(お尻の外側の丸みを作るため)
ヒップスラスト(お尻のボリュームアップのため)

忙しい看護師生活とトレーニングを両立するコツ

看護師の仕事はハードで、勤務時間も不規則。そんな中でもトレーニングと仕事を継続できる理由は、生活の「合間」の時間を有効活用することにあった。

「分からない疾患や薬のことは、仕事の休憩時間やお風呂の中で勉強をすることが多いです。有酸素運動をしながら勉強することもあります」

さらに、仕事終わりは『必ずジムに行く』というルールを作っている。

「私は筋トレが嫌いなので、一旦家に帰るとジムに行かなくなります(笑)。そういった自分の性格を理解しているからこそ、仕事が終わったらソッコーでジムに行きます」

多賀さんはトレーニングもダラダラやらず、時間を決めて集中してこなすことを徹底。

「レストはタイマーで測り、トレーニングも◯時間内に終わらせる!と決めています」

実は、トレーニングが「好きだから続けられる」のではなく、「自分の性格を理解し、行動を工夫している」からこそ続けられるのだ。寒い季節でも、「とりあえず行く!」を徹底し、習慣化している。

「もともとQOLの向上や自信をつけるためにフィットネスを始めました。なりたい自分になるために、やりたくないことも続けるんです!」

多賀梨里香さん

【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマースタイルアワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。

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取材:柳瀬康宏 撮影:岡 暁

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