サマスタ選手 コンテスト

28歳・山ガールの公務員がみせた「上部から盛り上がった」球体ヒップ 筋トレ歴1年でコンテスト優勝 飽きない食事作りでボディメイクを継続

普段は公務員として働きながら、仕事後にトレーニングを継続している浄善瑛莉(じょうぜん・えり/28)さん。浄善さんは筋トレ歴1年という短期間でサマースタイルアワード(以下サマスタ)のビューティーフィットネスモデル部門トールクラス(161cm以上のクラス)で優勝を果たした。

【写真】浄善瑛莉さんの丸みのあるお尻とメリハリボディを見る

浄善さんは小さいころから運動好きで、社会人になってからも趣味としてヨガやキックボクシングを行っていた。日常の活動量が多かったので体重が落ちていったが、「ただ運動を続けるだけでは理想のメリハリのある身体には近づかない」と感じていたという。

筋トレを本格的に始めるきっかけとなったのは、2024年3月に友人と参加した高尾山での登山だった。実はこの登山にはサマスタのプロ選手たちが参加しており、美しく引き締まった身体や自信に満ちた姿に刺激を受け、ボディコンテストへの挑戦を決意したという。2021年に友人がボディコンテストに出場していたことも後々振り返って意識したきっかけだったが、本格的なトレーニング開始の決定打はこの登山であり、浄善さんのSNSには山登りを楽しむ姿が散見される。

「筋トレをしてみると、体重があまり変わらなかったので『なぜだろう?』って思っていました。ただ見た目は着実に変わった実感があり、周りからも痩せたと言われることが多くなりました。きっと筋肉が増えて体脂肪量が減ったので体重は変わらなくても、身体が引き締まったのだと思います」

週5日、1回あたり1時間半のトレーニング。特にお尻の筋肉を鍛えることに集中し、毎回7種目ものメニューを取り入れ、他の部位をトレーニングする日にも、必ずお尻の上部を鍛えるために、前屈みの姿勢で行うアブダクションは欠かさなかった。また、お尻のトレーニングで一番効果を実感した種目はブルガリアンスクワットで、前ももに効かないように丁寧に動作をすることを心がけていたという。

「お尻のトレーニングは、『美尻になれ!引き上がれ!丸くなれ!』とポジティブなイメージを持ちながら取り組んでいました」

また食生活の工夫もポイントの一つ。浄善さんが実践したのが「飽きない食事作り」だ。カレー粉を活用した低カロリーな料理を作り、具材を変えるだけで多様なバリエーションを楽しめる工夫を取り入れた。さらに大会に向けて3カ月以上砂糖を抜き、摂取カロリーを段階的に調整し、鶏むね肉や野菜、魚など栄養価の高い食材を中心に摂取するようにした。

「挑戦する前は自信がなくて怖かったですが、踏み出したことで理想のメリハリのある身体に近づけて、新しい自分にも出会えました」

浄善瑛莉さん

【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマースタイルアワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。

次ページ:浄善瑛莉さんの丸みのあるお尻とメリハリボディを見る

取材:柳瀬康宏 写真提供:浄善瑛莉

-サマスタ選手, コンテスト
-,

次のページへ >


おすすめトピック



佐藤奈々子選手
佐藤奈々子選手