サマスタ選手 コンテスト

鍛えあげた「上向きヒップ」でコンテスト優勝の27歳 尻トレは「クラムシェル」が効果あり

昨年のサマースタイルアワード 東海帝王予選 ビューティーフィットネスモデル部門で優勝したトレーナー、篠田実佑(しのだ・みう/27歳)さん。以前は体脂肪率35%(※)ほどありダイエットしてもリバウンドを繰り返していたというが、適切な食事管理やトレーニングで体脂肪率17%の引き締まったボディを手に入れた。
※体脂肪率は市販の体組成計で測定

【写真】篠田実佑さんの引き上がったお尻としなやかな曲線ビキニボディ

「私はもともと、とても食いしん坊でお酒も好きで、体脂肪率も35%を超えるくらいの体型でした。自己流の食事制限とマシンをただ動かすだけのトレーニングで体重は落とすことができましたが、すぐにリバウンド。そこから正しい知識を身につけたいと思い、本格的なトレーニングに取り組むようになりました。食事の知識も学んで実践していき、今では体脂肪率は17%(※)くらいになっています。モテたいと思ってはじめた筋トレですが、途中から『もっと良い身体になりたい』って方向に変わっていきました(笑)。サマスタ出場も当時のトレーナーさんから勧められて憧れから挑戦することにしました」

篠田さんは筋肉を意識したトレーニングを行うことで、身体のラインを整えることができたという。特に得意なお尻のトレーニングでは、お尻を鍛えることはもちろん、ガチガチなお尻の筋肉をほぐして股関節のストレッチやインナーマッスルを動かすクラムシェルというトレーニングを必ず行うことで、より尻トレの効果を高めている。

貝殻が開くように脚を開く動作をすることから、英語の「二枚貝の貝殻(Clam Shell)」が語源となったクラムシェルという種目。横向きに寝転がった状態で膝を少し曲げ、上側の足を上下に開閉する。自重で、家でも簡単にヒップトレーニングができる種目ということで人気の種目だ。

食事については「減量期だからといって、美味しさや楽しさを諦めないことが継続の秘訣」と語る。

「朝食にはオートミールやツナ、卵、水切りヨーグルトを使ったメニューを工夫し、夕食はもやしときゅうりとトマトとアボカドに、切ったちくわを和えて、酢と米酢ともずく酢、納豆を混ぜたものを食べることが多いです。栄養バランスを考えつつもオリジナルの味付けを楽しむようにしています」

「ボディメイクを始めるきっかけは何でもいい」と話す篠田さん。

「何より大切なのは諦めずに続けることです。私自身、3年前のボディコンテストに初出場したときは、最下位からのスタートだったんです。でも諦めずに身体づくりの知識や経験を得て、努力を重ねることで結果を出すことができました。皆さんにも、『やればできる』ということを信じて挑戦してほしいです」

篠田実佑さん

【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマースタイルアワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。

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取材:柳瀬康宏 写真提供:篠田実佑

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