サマスタ選手 コンテスト

23歳・元陸上選手がメリハリボディでコンテスト活躍 筋トレの魅力は「頑張った分だけ数字が変わる」

4月6日(日)、埼玉県・三郷市鷹野文化センターにて『サマースタイルアワード 2025 新人類』が開催され、浦津ななの(うらつ・ななの / 23)さんがビューティーフィットネスモデル部門で2位に輝いた。さらに浦津さんは同日開催された『ROOKIE CHALLENGE CUP東日本予選』でも同部門に出場し2位を獲得。初出場ながら、堂々たるステージングで観客を魅了した。

【写真】浦津ななのさんの引き上がったヒップ

大学卒業までは陸上競技に励み、メインで取り組んでいた棒高跳びでは幾度となく全国大会に出場。まさにトップアスリートであった。

「陸上時代から走ることよりウエイトトレーニングが好きでした。身体の使い方などを考えながら取り組むと上達しますし、努力した分、確実に数字に返ってくるからだと思います。トレーニングは仕事にも慣れ始めた2024年の秋ごろからスタートしました。陸上も試合に向けて頑張るイメージで続けていたので、ボディメイクも大会に出た方がモチベーションになると考え、コンテストへの出場も決意したんです」

自分磨きの時間は生活の活力につながる

「筋トレを始めたことで生活にハリがでた」と語る浦津さん。

「大学生までは陸上一筋の生活。日本一を目指し、毎日を走り抜いているイメージでした。でも、陸上を引退し、社会人になると自分のために使う時間も徐々に減っていって。どこかハリがない生活になってしまったとは思っていたんです。でも筋トレを始めることで活力が戻ってきて。仕事後や土日の時間を使ってトレーニングに励んできました。減量期にある飲み会や友達付き合いとの両立に難しさは感じましたが、楽しく取り組めたと感じています」

初挑戦となるボディコンテストに向けた身体作りは、背中や肩・お尻を中心に取り組んだ。

「トレーニングは大学時代からお世話になっているトレーナーさんにアドバイスをもらっていました。パーソナルトレーニングは週1回。個人でも週2〜3回の頻度で身体作りに励んできました。ダンベルやマシンを活用することが多かったですね」

陸上と筋トレ。異なる2つスポーツを経験をした浦津さんが感じるトレーニングの魅力とは。

「自分が頑張った分だけ数字で変化を感じられることは筋トレの大きな魅力だと思います。頑張ったことが必ず報われるとは限らない陸上競技とは違う良さがありますよね。また、健康的な生活にもなりますし、姿勢も良くなったと思います。始めてすぐの変化は難しいですが、自分を信じて継続してもらいたいです。変化が出たら絶対に楽しくなりますよ。まずは3カ月だけでも頑張ってみましょう!」

浦津ななのさん

【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。

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取材:池田光咲 撮影:夏目英明

執筆者:池田光咲
IRONMANを中心にトレーニング・スポーツ系メディアや雑誌で執筆・編集活動を展開中。ベンチプレス世界選手権3位の入賞経験をもつ現役アスリート。

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