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全国レベルの24歳・元スイマーが“ボリューム満点ヒップ”でビキニ優勝 飲食店経営者として多忙の中ボディメイク

6月29日(日)、千葉県・青葉の森公園芸術文化ホールにて『サマースタイルアワード2025 千葉予選』が開催され、赤石朱李(あかいし・しゅり / 24)さんがビキニ(ベティ)部門で1位に輝いた。

【写真】24歳・赤石朱李さんのボリューム満点ヒップ

学生時代には水泳に打ち込み、国体など全国規模の大会への出場も経験してきたという赤石さん。ボディメイクに目覚めたきっかけを伺った。

「5歳から高校3年生までは水泳に打ち込み、国体やインターハイにも出場させていただいていました。でも、高校を卒業してからは運動をすることもなくなったため、徐々に太り、決してきれいな体型とは言えませんでした。そんなとき、友人が出場するボディコンテストの観戦をする機会があって。ビキニを着ている選手を見て”かっこいい”と思ったのと同時に、自分もビキニを着て大会に出てみたいと思ったのがボディメイクをはじめたきっかけです」

飲食店経営をしながらも上手くボディメイク

現在では飲食店を経営する敏腕若手経営者として社会で活躍する赤石さん。仕事と両立をする上で意識していたポイントとは。

「昨年8月からグルテンフリーの蕎麦屋さんを経営し、秋頃には焼肉屋さんをオープンする予定です。店舗運営で時間に余裕がある訳ではありませんでしたが、従業員にも任せながらですね。ボディメイクに取り組む上で大前提、意識をしていたのは仕事が疎かにならないようにすること。減量期にイライラしている方を何度か目にしたことがあったので、自分も同じようになってしまわないか、多少の不安はありました。でも、しっかり食べた上で運動をすれば辛さも感じにくくて。しんどさは感じませんでしたね。むしろ、忙しくてもトレーニングをした方がスッキリしました!」

トレーニングでは、肩とハムストリングの強化に励んだ。

「肩周りの筋肉がつくと、背中全体が大きく見え、印象が変わるので強化しました。また、4月に出場した大会以降、『裏もも(ハムストリング)の日』というのが新しくできまして(笑)。”ハムストリングが良かった” と前回大会でフィードバックをいただいたので、アピールポイントにしつつ、肩の筋肉をつけることで大きく見えるようにしました。おかげさまで、”フォルムが変わった” と褒めてもらえるようになって。たった2カ月でも努力次第で身体は変わるということを実感しました」

本格的に水泳に取り組んだ経験のある赤石さんの感じる、ボディメイクの魅力とは。

「水泳は大会当日の調子が悪ければ、それが結果に直結します。でも、トレーニングは日々の積み重ね。食べたものや筋トレで身体は大きく変わります。短い期間でも努力が報われるという点はボディメイクの大きな魅力だと思います。また、スタイルがよくなると安い服でも似合うようになりますね。美のはじまりはダイエットから!」

筋トレで心をリフレッシュすることで、仕事での集中力向上も期待できるかもしれない。

赤石朱李さん

【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。

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取材:池田光咲 撮影:舟橋賢

執筆者:池田光咲
IRONMANを中心にトレーニング・スポーツ系メディアや雑誌で執筆・編集活動を展開中。ベンチプレス世界選手権3位の入賞経験をもつ現役アスリート。

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