「緊張したけど楽しかったです!自分の身体の強みを生かせるカテゴリーだと思い、出場を決意しました」
フォトグラファー兼グラフィックデザイナーのさあやさんが、6月14日(土)に開催された『サマースタイルアワード名古屋予選』のグラマラスモデル部門で初出場ながら2位を獲得した。
このカテゴリーは、過度な減量を必要とせず、女性らしい肉感的なボディラインを生かし、好きな水着とポージングで個性を発揮できるとして注目を浴びている。むっちりとしたハリのあるグラビアスタイルの肉体を白の水着に包み、仕事道具のカメラをアクセサリーとして取り入れたさあやさんのパフォーマンスは、会場に個性的な空間を創り出した。
女性らしさを保つダイエット
「食べないダイエットをして胸がなくなってしまった経験から、『胸を維持したままのダイエット』に取り組みました」
さあやさんが実践したのは、魚をメインにしたたんぱく質中心の食事に、米と野菜を組み合わせたバランスの良い食生活だ。
「チョコやグミが大好きなので最初は辛かったけど、ラムネやナッツに代用して1週間くらい我慢したら慣れました」
2カ月で3kgの緩やかな減量をすることで、女性らしいラインを保ちつつ健康的な体型を手に入れた。
トレーニングと仲間が支えた挑戦
「テーマはお尻を丸くすること。ヒップスラストやクラムシェルで、大きくても形の整ったお尻を目指しました」
美容関係者やフィットネス愛好者に囲まれた環境のさあやさんは、半年前からジムでのトレーニングを習慣化。仕事の合間を縫って励んだ努力が、理想のボディラインを形成した。
「ポージングも周りのコンテスト出場者が考案してくれるなど、すごく楽しかったです」
仲間との絆が、初舞台での輝きを後押ししたという。
「とても良い経験だったので、これからもトレーニングと食事管理を続けていきます」
グラマラスモデルの舞台は、さあやさんのような新たな挑戦者にとって、美の多様性を表現する場として今後も広がりを見せていきそうだ。
【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマースタイルアワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。
取材:にしかわ花 撮影:上村倫代
『IRONMAN』『FITNESS LOVE』『月刊ボディビルディング』寄稿。広告・コピーライティング・SNS運用。ジュラシックアカデミーとエクサイズでボディメイクに奮闘している。
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