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41歳"美食フィットネスモデル"が告白!「爆食い増量」運動依存ダイエットの悲しい結末【筋トレ】

グルメとボディメイクの両立をSNSで発信し、トレーニング雑誌のモデルとしても活躍する加藤柚花(かとう・ゆか/41)さん。加藤さんは「食べたらその分動く」をモットーに、長年ハードな運動で理想の体型を維持してきた。しかし、今年の『サマースタイルアワード(SSA)2025東海帝王』では、常連の上位入賞から一転して順位を落とす結果に。今回の経験から、運動だけに頼ったダイエットの限界を痛感したという。

【写真】加藤柚花さんの少しむっちりした今シーズンのボディ

加藤柚花さん

美食インフルエンサーとフィットネスの二刀流

加藤さんは、SNSで魅力的な美食風景をシェアするグルメインフルエンサーとして知られる一方、トレーニング雑誌でフィットネスモデルとしても活躍。丸みのあるヒップラインや年齢を感じさせないハリのある絞り感が評価され、SSAではこれまで上位入賞の常連だった。

「週5日以上の筋トレと有酸素運動を欠かさずやってきました。美食を楽しむ自分と、引き締まったボディを両立させるのがモットーです」

そのスタイルは、多くのファンから支持を集め、41歳とは思えない若々しいプロポーションで憧れの存在となっていた。

爆食いの増量期、必死の追い込みも間に合わず

しかし、今シーズンは増量期にクッキーやハンバーガーを爆食いするなど、体重が増量目的ではなく7kg増加。絞り込みに追われ、毎朝1時間のウォーキングと夜のクライムミル(階段状の有酸素運動マシン)を必死にこなし、自宅移転時には運動量を増やすために自身で引っ越し作業まで行ったが絞り切れなかったという。

「移転作業は全身運動そのもので、汗だくになりました。それでも体脂肪を落とし切れず、大会直前まで焦りました。食べ過ぎは、運動だけでは追いつかないと実感しました」

元々ハードなトレーニングをルーティンにしていただけに、運動量の限界を初めて痛感した瞬間だったと語る。

運動量と食事量を再調整へ

加藤さんは自宅に本格的なトレーニングルームを設置し、筋トレ環境を強化する一方、食事との付き合い方を見直す方針だ。

「やはり、運動だけでダイエットをするのは限界がありましたね。多忙で筋トレをする時間が減ったこともですが、オフシーズンの過ごし方が尾を引いてしまった」

この経験を、運動依存のダイエットに限界があることを示す好例として、前向きに生かしていきたいという。美食を愛する人々にとって、食事管理は人生の楽しさを天秤に掛けるに等しい。しかし、ダイエットをする上ではやはり非常に重要なのだということを、改めて考えさせられたという。

【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマースタイルアワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。

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取材:にしかわ花 撮影:上村倫代

執筆者:にしかわ花
『IRONMAN』『FITNESS LOVE』『月刊ボディビルディング』『Womans'SHAPE』寄稿。広告・コピーライティング・SNS運用。ジュラシックアカデミーとエクサイズでボディメイクに奮闘している。

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