『サマースタイルアワード』で活躍をする清水奈穂(しみずなほ・51)さんは3度の出産を経て48歳から本格的にボディメイクを始めながらも、メリハリボディを手に入れた成功者の一人。「50代に見えない」その身体は、多くの方にとって『憧れの体型』となっているだろう。

ボディメイクの第一歩は現状の把握だ。
「理想の身体というものは人それぞれあると思うのですが、知識がないと何をすれば良いかすら分からないと思います。さらにいうと、自分の身体が抱える課題すら分からない方も多いのではないでしょうか。ちなみに私は現状を理解することすらできていませんでした(笑)。でも、スタートダッシュは非常に大切だと思うので、初心者の方は専門知識のあるパーソナルトレーナーをつけることをオススメします。客観的な視点で身体を評価した上で、指導・メンタルケア・栄養指導など、全般的にサポートしてもらうのです」
コンディショニングで正しい筋トレを叶える
「長年固まっている肩甲骨や骨格のアライメントが整っていないと、正しい姿勢での筋トレはできません。そのため初心者の方は、正しい姿勢で筋トレに取り組むことも最初は難しいと思います。ここでポイントとなるのがコンディショニングです」
清水さんが筋トレに取り組むにあたり、特に大切だと実感したのは肩甲骨や股関節周りの可動性である。
「可動性がないと筋肥大の効率は低下してしまいます。スクワットひとつをとっても、股関節が硬く、しゃがみの深さに限界があると筋肉も思い通りに動きません。そして、身体のアライメントが整っていれば、姿勢も整います。姿勢が綺麗な人は骨格も整っているように感じますよね。筋トレ効果を最大にし、美しい身体を作り上げるためにはコンディショニングから身体を整え、広い可動域を得ることが求められるのです」
ボディメイクで変化した価値観
筋トレを通して理想の身体に近づき、自己肯定感が上がったことでお金の使い方にも変化が見られるようになった。
「以前は洋服やバッグに目が行きがちで、着飾るようなものにお金を使っていました。でもボディメイクを進めていくうちに、着飾るものよりも身体本体を整えた方がメンタルにも健康にも好循環を与えてくれると気づいて。価値観が変わり、身体へ投資するようになりました。物欲がなくなったことに加え、自己肯定感も上がったため、いい意味で周りの人のことが気にならなくなったと思います」
筋トレをやめない環境を整える
「ボディメイクはやめるとすべてが終わってしまう」と話す清水さん。筋トレを継続するためのポイントを伺った。
「女性はホルモンバランスにも波がありますし、仕事や結婚、出産など人生の中で大きな変化が起きやすい。だからこそ、ボディメイクも継続が難しいと感じる方も多いと思うんです。継続のためにまず取り組むべきは『優先順位を決める』ということ。週一でも良いので辞めないように自分のメンタルや環境を整えてみましょう。細々でも継続していれば必ず身体に変化は現れます!」
筋トレをきっかけに若返りができたと実感している清水さん。肌や髪、筋肉の質感など、これからも美しさを育て続ける。
【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。
取材:池田光咲 写真提供:清水奈穂
執筆者:池田光咲
IRONMANを中心にトレーニング・スポーツ系メディアや雑誌で執筆・編集活動を展開中。ベンチプレス世界選手権3位の入賞経験をもつ現役アスリート。
-サマスタ選手, コンテスト
-サマースタイルアワード, SSA










