7月20日(月・祝)、東京都・武蔵村山市民会館で開催された『サマースタイルアワード 2026 BODY MAKE CUP in SUMMER』(※)女子水着部門40歳以上でベストパフォーマンス賞、『サマースタイルアワード 2026 新人類 in SUMMER』ビューティーフィットネスモデル部門マスターズクラスで4位に入賞したのが、三次佳奈(みつぎ・かな / 43)さんだ。筋トレを始めたのは大会出場を決意した今年3月。人前に立つことが苦手だったという43歳の挑戦は、『自分史上最高の身体』を手に入れるまでの軌跡となった。
※大会初心者おすすめの順位が付かないイベント

これまでもマラソンやトレイルランニング、スパルタンレースなどで身体を鍛えていた三次さんだが、ボディメイクを目的とした筋力トレーニングは未経験だったという。
「もともと人前に出ることが苦手だったので、大会に出るなんて自分には縁がないと思っていました。でも普段一緒に運動している仲間から "その身体なら絶対に出られるよ" と背中を押してもらったんです。それなら自分史上、一番いい身体を目指してみようと一念発起しましたね。今振り返ると、本当に挑戦して良かったですし、今が人生で一番好きな身体だと思えています」
緊張のステージで見つけたボディメイクの楽しさ
初めて立ったコンテストのステージは緊張の連続だった。しかし、実際に飛び込んでみると想像していた世界とは違う景色が広がっていた。
「本番はすごく緊張しましたが、自分が思っていた以上には動けたと思います。何よりも驚いたのは選手の皆さんの雰囲気でした。もっとピリピリしている世界だと思っていたのですが、みんな和気あいあいと話していて、『ボディメイクを楽しむ仲間感』を感じたんですよね。かっこいい身体の選手をたくさん見て、"もっと頑張りたい" という気持ちにもなりました」
大会をきっかけに、身体づくりへの向き合い方も大きく変わった。特に苦労したのは食事だったという。
「体脂肪も体重も少なかったので、一般的な減量ではなく、筋肉をしっかり見せるための増量に取り組みました。他の競技も続けていたので有酸素運動もこなしながら体重を増やす必要があり、自分がどれだけ運動量に対して食べられていなかったのかを実感しました」
食生活を変えて手に入れた理想の身体
食事を見直したことで、身体だけでなく日々の食習慣にも変化が生まれた。
「朝昼晩しっかりお米を食べるようになって、毎日朝食はパンだった食生活も和食が当たり前になりました。最初はパンが食べたいと思っていたのですが、だんだん欲しいと思わなくなって。自分でも驚きましたね。お菓子も好きだったのですが、ご飯でしっかりお腹が満たされるので自然と食べなくなりました。食事を変えるだけで筋肉の張りや見た目が変わって、自分に合った食生活を知れました」
身体を動かすことを楽しみながら、見事、自分史上最高の身体の更新に成功した。
「身体を動かすことは私にとって元気の源です。運動しているときは自然と笑顔になれますし、そんな自分がすごく好きなんです。落ち込むことがあっても身体を動かせば気持ちがスッキリして、また前を向けます」
マラソンやトレイルランニングで培った土台に、新たな挑戦として加わったボディメイク。43歳で踏み出した一歩は、理想の身体だけでなく、新しい自分と仲間に出会うきっかけにもなった。
【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。
執筆者:池田光咲
IRONMANを中心にトレーニング・スポーツ系メディアや雑誌で執筆・編集活動を展開中。ベンチプレス世界選手権3位の入賞経験をもつ現役アスリート。
取材:池田光咲 撮影:高坂裕希
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