8月16日(日)、東京都・三鷹市公会堂で開催されたサマースタイルアワードとマッスルゲートの団体コラボコンテスト『マスターズカップ 2026』。モノキニ部門50歳以上クラスで3位、ビキニモデル部門50歳以上クラスで1位に輝いたのが、川原由紀(かわはら・ゆき / 52)さんだ。48歳から本格的な筋トレを始め、今回がコンテスト初出場。いきなり優勝という結果を手にした。以前からジムには通っていたが、取り組んでいたのはダンスやボクササイズなどのスタジオレッスン。筋トレには興味がなかったという。
【写真】川原由紀さんの無理のないマイルールと週2回の筋トレでつくり上げたボディライン

「47歳のときに、有酸素運動と自重トレーニングを組み合わせたHIITトレーニングに1年間通ったのが転機でした。すごくハードなのですが、私はきついことが好きなので楽しく感じて。自重トレーニングを通して筋トレの面白さに気づき、“本格的にやってみようかな” と48歳からパーソナルトレーニングに通い始めました」
8カ月で10kg減も「無理はしていない」
HIITトレーニングを始めてからは食生活にも変化が生まれ、体重は58kgから48kgへ。約8カ月で10kgの減量に成功した。
「それまでは好きなものを好きなだけ食べて、食事を意識したことはありませんでした。でも、野菜をたくさん入れた鍋を中心にしたり、ラーメンもスープは3口までと決めたり。自分が守れそうな小さなルールをつくったんです。PFCバランスを細かく計算したり、食材をグラム単位で量ったりはせず、好きなものも食べていました」
現在も食事で大切にしているのは、ストレスをためないこと。それが長く続けられる理由にもなっている。
「タンパク質を多めにするなど、ある程度は意識していますが、細かく量ることはしません。外食するときも食べたいだけ食べて、食べすぎたら翌日の摂取量を抑えて調整します。2日連続で高カロリーなものを食べないなど、自分にとって無理のない範囲で続けています」
週2回の下半身トレーニングで引き締め
「筋トレ自体をきついと思ったことはなくて、今も週6日、1人でトレーニングをしています。肩と背中を鍛えるのが好きで、反対に下半身は苦手です。でも全身を鍛えることが大切だと思っているので、苦手な部位も週2回は取り組むようにしていました」
一方、初めてのコンテストではトレーニングとは異なる難しさも痛感。特に苦戦したのがポージングだったという。
「ポージングもしっかり習っていたわけではなかったので難しかったです。それでも初めての大会でこうして結果を残せたのはうれしかったですね。筋トレも食事も、ストレスになることはしないようにしています。自分が楽しめるやり方だからこそ、ここまで続けてこられたのだと思います」
筋トレに興味がなかった期間を経て、48歳から本格的な身体づくりをスタート。無理なく楽しめる方法を選びながら積み重ねた4年間が、52歳で迎えた初ステージでの優勝につながった。
【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。
執筆者:池田光咲
IRONMANを中心にトレーニング・スポーツ系メディアや雑誌で執筆・編集活動を展開中。ベンチプレス世界選手権3位の入賞経験をもつ現役アスリート。
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取材:池田光咲 撮影:高坂裕希
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