「食べるのが大好きで、3食に関係なく好きなだけ食べてました。特に甘いものに目がなくて、フルーツサンド、ドーナツ、ケーキ、フラペチーノととにかく好きなだけ食べてました。そうしたら160cmで77.2kgまで増えてしまい、可愛いと思った服がサイズアウトで着られないことが何度もあったショックで痩せようと思いました」
小沼菜々花(こぬま・ななか/27)さんが決心の末に門を叩いたのは『B3FIT』。食事改善プログラム、トレーニング、姿勢評価など総合的にボディメイクを指導するパーソナルトレーニングジムだ。
「運動は週に1回で2時間(現在は1時間)、背中や脚といった大きな筋肉を中心に鍛えました。食事はカロリーとPFCを0.1g単位で指示されメニューを徹底しました。最初は鶏肉、白米、プロテインや和食を中心とした低脂質、のちにフルーツ、野菜、少しの白米、魚か鶏肉といった低糖質でのダイエットに変わっています」
「変わった理由は、腸内フローラ測定をした結果、必要な栄養素をとるためには低糖質の方が体質に合っているとわかったからです。月に一度の各部位のメジャー測定で進捗を管理しました」
また、自主的に女性向けトレーニングYouTubeを見て日々自重でのエクササイズに励んだという。
「竹脇まりなさん、なるねぇさん、ちゃんちーさん、ちゃぴさんを参考にしました。また、トレーニング時の可動域を広げるためストレッチも欠かしませんでした」
暴飲暴食からストイックに一転した日々だが、小沼さんは「楽しい!」と感じたという。
「まずパーソナルトレーニングが面白くて、親身になって色々な話をしながら指導してくれるため、最初は2時間でも足らないというくらい盛り上がりました。食事面では1日の総カロリー中のお昼だけはチートミールとして好きなものを食べてもいいというルールにしたところ、ストレスなく痩せていきました」
こうして、半年で体重は−20kgの57.55kgを記録した。
「好きな服を着られるようになり、新たな目標として体重51kg、体脂肪率23%という体型を目指しています。自身の経験を活かしてYouTube配信やInstagram配信をするようになりました」
※体脂肪率は市販の体組成計によるものです。
「現在は大会出場も目指していて、今年は、8/18(日)に開かれるサマー・スタイル・アワードの『参加費無料ボディメイクアップ大会』(順位がつかず、好きなポージングでステージに立つことができる)と所属ジムで行われる大会で優勝したいです」
取材:にしかわ花 写真提供:小沼菜々花(Instagram◼︎nanaka03191997)