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ホームジムでムキムキになった驚異の18歳 少食から30kgのバルクアップ!【筋トレビフォーアフター】

ダイエットに苦戦する人も多いが、痩せやすい体型に悩む人もまた多い。太田清蓮(おおた・せれん/18)さんは少食な自分を脱し、30kgの増量を成し遂げた。

「当時は食がとても細く1日2食、とても少ない量しか食べれませんでした」

【写真】全方位マッチョに進化した太田清蓮さん

当時、中学3年生だった太田さんの体重は45kg。そんな彼に影響を与えたのは父だった。父はかつてバスケットボール部に所属し、当たり負けをしない身体を目指してトレーニングに没頭、ホームジムを作り上げるまでになった。そんな逞しい父に憧れて筋トレを始めたのが、ボディメイクに熱中するきっかけだったという。

「最初の記録はベンチプレスが25kg、スクワットが50kg、デッドリフトが60kgでした。まず体重を増やすために、食事をたくさん食べるように頑張りました。とにかく量を食べるため種類を問わず好きなものを詰め込み、苦手な白米はカレーなどかけて流し込むように食べました。固形物だと戻してしまうときは、マイプロテインのインスタントオーツ(粉末オートミール)を飲みました」

少食からの食トレは過酷を極めたが、「絶対にデカくなりたい」という思いを貫いた。また、週に5日のトレーニングではBIG3を中心にとにかく重量を上げることを意識し、がむしゃらに取り組んだ。そして3年が経ったころ、太田さんの身体は父以上の筋肉に覆われていた。

「現在のBIG3の記録はベンチプレス130kg、スクワット190kg、デッドリフト240kgです。今まではずっとホームジムでやっていましたが、先日からジムに通い始めたのでこれからもっと頑張ろうと思います」

目下の目標はジュニアボディビル選手権大会(16歳以上23歳以下で行われるボディビル大会)での優勝だ。貧弱な面影を消した筋骨隆々の姿で、今日も太田さんは目標に向かって励んでいる

「現在、目標にしているのは同じ大阪府出身の村上勝英選手、自分(175.1cm)と同じ高身長の刈川啓志郎選手と扇谷開登選手です。共通点のある人に憧れます。最終目標は日本選手権、そのために大阪選手権、日本クラス別で成績を残したいと思います」

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取材:にしかわ花 写真提供:太田清蓮

執筆者:にしかわ花
『IRONMAN』『FITNESS LOVE』『月刊ボディビルディング』寄稿。広告・コピーライティング・SNS運用も行うマルチライター。ジュラシックアカデミーでボディメイクに奮闘している。

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佐藤奈々子選手
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