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「キラキラした水着が着たい!」45歳からボディメイクを始めて2年で大変身! 【筋トレビフォーアフター】

かつてはノースリーブさえもためらっていたという附田はるかさん(つくだ・はるか/47)さんだが、いまやサマースタイルアワードのビキニモデルとしてステージに立っている。本格的にボディメイクに取り組み始めたのは45歳のとき。そこからわずか2年で大変身を遂げた。

【写真】附田はるかさんの鍛えた脚

お酒をやめ、1日2リットル以上の水を飲む

筋トレを始めたきっかけは、「ボディメイクコンテストに出てみたい」というシンプルな憧れから。だがその裏には、長年抱えていた体型コンプレックスがあったという。

「二の腕の太さ、お腹や背中に付いた肉、太もも裏のセルライトやたるみ——。たくさんコンプレックスがありました。特に夏は薄着になることが怖くて、いつも身体を隠すような服を選んでいました」

身体が変化した一番大きな理由は「食生活を変えたこと」と附田さんは話す。自炊を中心に、高タンパク・低脂質の食事を心がけた。お酒は飲まなくなり、水は1日2リットル以上を飲むようにしたのだという。

「トレーニングしない日の夜は、炭水化物や脂質を控えるなどの調整もしました。こういった日常の食事習慣を変えたことで、一気にボディメイクも進んだように思います」

キラキラした水着を着たいから

トレーニングの面でも、大きな変化があった。それまでジムではスタジオレッスン中心の有酸素運動がメインだったが、大会を意識し始めてからは筋力トレーニングにシフト。週1回のパーソナルトレーニングに加えて、週4日はジムで筋トレと有酸素運動を組み合わせたメニューをこなしている。

メンタル面での支えとなったのは、「キラキラした水着でステージに立ちたい」という明確な目標だった。

「太っていたころの自分には戻りたくない……!という一心で頑張れた」と附田さん。未来の自分がカッコよくステージに立つ自分を想像することは、日々の努力を支える原動力になったという。

さらに、生活の優先順位そのものがトレーニング中心に切り替わり、筋トレを軸に一日のスケジュールを組み立てるようになった。

現在は、好きな服を迷わず着られるようになり、しかも「高価な服でなくても、かっこよく着こなせるようになった」と語る。精神面でも「継続は力なり」という言葉を実感。つらいと感じる時期もあったが、続けることで結果は必ず出るという確信を得た。

「まだまだ私は成長の途中。これからも継続してもっと進化していきたいです」

40代半ばからの本格的なボディメイク。理想の身体と向き合いながら、生活や意識まで大きく変えている附田さんの姿は、「自分の意思次第でいくつになっても変われる」と言うメッセージを伝えてくれているようだ。

附田はるかさん

 

【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマースタイルアワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。

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取材・文:小笠拡子 写真提供:附田はるか 大会写真:舟橋賢

執筆者:小笠拡子(おがさ・ひろこ)
ボディビルにハマり、毎年筋肉鑑賞への課金が止まらない地方在住のフリーランスライター。IRONMAN・月刊ボディビルディング・Woman’s SHAPEなどで執筆・編集活動を行う。筋肉は見る専門で、毎月コツコツ筋肉鑑賞貯金をしている。

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