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「ガリガリ」「鶏ガラみたい」と言われていた病院事務の24歳が、“健康的なしなやかボディ”へ変われた理由【筋トレビフォーアフター】

「水を飲めば、その分だけ体重が増えて太る」

病院の事務で勤務している瀬長由佳(せなが・ゆか/24)さんは、そんな考えに支配されていた。

【写真】後ろ姿も違う!1年半で増量し健康的なボディラインを披露した瀬長由佳さん

瀬長由佳さん

左2023年、右2025年

食事は1日1〜2食、鶏胸肉と少量のご飯だけ。さらに1日1万歩は歩かないと気が済まなかったという。

「周りからは『ガリガリ』とか『鶏ガラみたい』とか言われることもありました」

そこから1年半。瀬長さんは体重を38kgから49kgへ増やし、写真でも分かるほど印象が変わった。細さを追いかけるのではなく「自分に合う美しさ」を選び直した結果だった。

瀬長さんが変わるきっかけになったのが、SNSでボディコンテストの『サマースタイルアワード(以下サマスタ)』に出場する選手を見たことだった。

体重がすべてじゃないと気づけたら、身体は前に進み出す

瀬長さんが「水を飲むのも太る」と思っていた理由を語ってくれた。

「単純に体重に囚われていたんです。水を飲めば一時的にその分体重って増えるので、それがすごく嫌だったんです」

体重計の数字が増える=太った。そんな思い込みがあると、身体に必要な水分まで敵になる。

ただ、サマスタに出場する選手を見て、考え方が変わっていったという。

「私が現在出場しているカテゴリー『ビューティーフィットネスモデル』の選手を見て、体重が全てでは無いし細ければ細いほど良いという考えが無くなりました」

ビューティーフィットネスモデルは、サマスタ代表の金子賢氏が自ら考案したオリジナルカテゴリーで、ただ細いのではなくトレーニングで作った健康的なラインや雰囲気の美しさを競う部門だ。

その基準に触れたことで、『自分に合った美しさ』に瀬長さんの目線が移った。

「生活の中では『週4回はジムへ行く』と決めて、行ける日は行く。残業になった日はオフにするようにしました。行けるときは行くくらいの緩めのルールにしたことで、継続のストレスも減りました」

食事で意識したのは、特定の食材に固執しないこと。そして栄養素をざっくりでも知ることだった。

「タンパク質はもちろん、食物繊維も意識しました。タンパク質は鶏胸肉、卵、鮭、ヨーグルトなど、選択肢を広げながら食事を取っていました」

瀬長さんは「健康的になった」と言ってもらえるようになったことがうれしいと語る。以前は「生きるのがやっとみたいな感覚」だったという瀬長さんにとって、『健康的』は何よりの言葉だった。

瀬長さんの目標はサマスタのプロカードを取り、プロ戦で活躍できる選手になること。そして支えてくれた周りの人に、輝いている姿で恩返しすることだ。

【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。

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取材・文:柳瀬康宏 写真提供:瀬長由佳

執筆者:柳瀬康宏
『月刊ボディビルディング』『IRONMAN』FITNESS LOVE』などを中心に取材・執筆。保有資格は、NSCA-CPT,NSCA-CSCS,NASM-CES,BESJピラティスマット、リフォーマー。メディカルフィットネスジムでトレーナーとして活動もしており、2019年よりJBBF、マッスルゲート、サマースタイルアワードなどのボディコンテストに毎年挑戦している。

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