減量はどんな人でもつらくなるときがある。それはトップ選手でも同じことだ。ちょっと心が弱くなったとき、もう少し頑張りたいとき――。そんな時期を支えてくれる必須アイテムを教えていただいた。
【体調管理編】【グルメ・サプリ編】【リカバリー編】と3回に分けてお伝えしていく。
本記事は3回目の【リカバリー編】!
リカバリー編
増量期と比べて、減量期は特に疲れが溜まりやすい。筋骨隆々な肉体を癒やし、シーズンの最後まで支えてくれる最強リカバリーアイテムとは。
ジュラシック筋膜リリース®
「人の手でしてもらうので癒やしの効果もありますね」
刈川啓志郎
2年近く、定期的にジュラシック筋膜リリース®を受けています。以前から懇意にしていたちびめが(PETATUNE代表)さんから、「受けてみる?」と、お誘いいただいたことがきっかけです。全身の疲労が抜け、使えてない部位が分かります。また、筋膜の癒着を取ることで筋肥大の幅を拡大できる点がとても気に入っています。
刈川啓志郎(かりかわ・けいしろう)
2024年JBBF日本男子ボディビル選手権3位
刈川啓志郎選手からのメッセージ
「減量が進むにつれてコンディションが良くなっていくと思うので、つらいことも多々ありますが、それを糧に頑張りましょう!」
IRERUDAKE(イレルダケ)
「意識せずとも3点重心がとれるのが一番のメリット」
本間大地
もともと扁平足でずっと悩んでいたんです。去年の秋、ゴールドジムの体験イベントで、トレーニング時に使用させていただきました。食事や睡眠は変えてないにも関わらず、明らかに使用重量が増加し、対象部位に対する感覚がより一層良くなりました。普段用の靴にも入れるだけで少しずつアーチも改善されてきました!
本間大地(ほんま・だいち)
2024年JBBF日本クラシックフィジーク選手権168cm以下級優勝
本間大地選手からのメッセージ
「空腹は味方(脂肪燃焼の合図)!どうしても勝敗はついてしまいますが、自分が納得できる身体でステージに立てたらみんな勝者だと思っています。たとえ負けたとしても、最後に自分が自信をもって『やりきった』って言えるくらいまで、やりきってみてほしいです!」
A-wear
「不調や歪みを手のひらのアライメントから整えてくれます」
椎名拓也
減量中、頑張りすぎて不調を起こすこともあると思います。これは癖やトレーニングによって、歪んだ身体を正しいポジションに戻すことができるアイテム。4年ほど前から愛用していて、日々のケアには欠かせません。僕自身、腰を痛めてしまったときにA-wearワークを行ったおかげで、最短で回復させることができました。
椎名拓也(しいな・たくや)
2024年JBBF日本クラス別選手権75kg以下級3位
Hyperflux(ハイパーフラックス)
「減量末期に導入した最強のホームケアアイテムです」
渡部史也
脚の筋肉痛を和らげてくれるホームケアの必需品。脚につけたら後はほったらかしでOKです。脚トレ後に数日続くような、抜けにくいだるさが軽減されました。忙しくてなかなか時間が取れない人には最適だと思います。持ち運びも可能なのも魅力で、実際に日本選手権のときに持っていき、ホテルで使っていました。
渡部史也(わたなべ・ふみや)
2024年JBBF西日本男子ボディビル選手権優勝
VENEX(ベネクス)
「減量中でも睡眠の質が向上しリラックスできています」
川中健介
自分は減量期でトレーニングの頻度やボリュームを増やすため、筋肉を少しでも休めないといけません。ベネクスを着用して就寝すると睡眠の質が上がり、リラックスできている感覚があります。翌朝の目覚めもスッキリし、疲労感が残りにくい印象です。特にハードな脚トレ後などは、回復のスピードが違うと実感しています。
川中健介(かわなか・けんすけ)
2023年IFBB世界選手権クラシックフィジークジュニア21~23歳以下優勝
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取材・文:小笠拡子 大会写真:中島康介、中原義史EastLabsPhotoTeam Web構成:中村聡美