自営業の長谷川順蘭（46）さんは「なるべく家にいたい」タイプで、夜中にゲームをしながらのポテトチップスが習慣になっていた。身長169.5cmに対して、体重はMAX75kgに到達したところでダイエットを開始したものの、リバウンド。なぜリバウンドするのか分析した結果、MAX体重からマイナス20kgのダイエットに成功。そんな長谷川さんがダイエットのコツを教えてくれた。
【アフター写真あり】MAX体重75kgから20kg減！ビキニを着た長谷川さん
「毎日、夜中にゲームしながらポテチ食べたり……どこに行くにも面倒で、なるべく家の中にいたいと思って生活していました。その後、ダイエットしようとジムに通い始め、スタジオでエアロダンスやステップ台などの有酸素運動を週５日ほどやり、筋トレはしていませんでしたが８kg落とすことに成功しました。しかし、すぐにリバウンドをしてしまいました。太っていた頃、主人からは『朝青龍』や『プロレスラー』と言われ、ジムに行くとおばさまから『また大きくなった？』と言われたりもしていました......」
なぜリバウンドするのか、身体の中で何が起こっているのかなど考えた結果、自分の身体に合う食材、合わない食材を調べてから計画を立てて痩せるようにした長谷川さん。『PFC』を意識した食事メニューを考え、トレーニングは、基礎から学ぶため、パーソナルトレーナーの元で教わった。
「『食事８割、筋トレ２割』と学びました。初めは今まで食べていた甘いものが冷蔵庫を開けるとあったのでサボりたくなったときもありましたし、『子どもの時間』に追われてしまうため両立は少し大変でした。ですが、パーソナルトレーニングは週１日で、他の３日は組んでもらったトレーニングメニューをこなすようにしていたのでトレーニング自体は大変ではなかったです」
自営業をしている長谷川さんは仕事と家事、育児をこなしながらのトレーニングは簡単ではないようだが、以前のような「休みの日は外に出たくないタイプ」からトレーニングを始めたことによって行動的になったと話す。
「今まで服を買いに行っても着られるサイズがなくて、まずサイズがあるかどうかを調べてから購入していましたが、今はデザインで選べるようになり、たくさんオシャレしたくなりました！ あとはメンタルが前向きに変わったのも大きいです」
そんな長谷川さんに「身体づくりを挫折せずに継続させるコツ」を伺った。
「よく聞かれるのですが、『なぜ痩せたいのかの目標をしっかり決めること』だと思います。『◯月◯日までに何キロ落とす！』と具体的に日程まで目標を必ず設定することが大切です。あとは、なぜそうなりたいのか明白な理由を持つこと。慣れてくると心がブレてしまったり、周りの環境によって意識が薄れてしまうことも……人間ですから、挫折もするんですよね。サボりたくもなります。でもトレーニングは０か100ではないので、『食べてたしまったから失敗！』や『休んでしまったからダメな人』と思わず、食べた理由やサボりたくなる理由に目を向けて、もっと自分について知ると良いと思います」
何歳からでも身体は変えられる話す長谷川さん。今後はトレーニングの良さをもっと広めていきたいと話す。
「私の周りの尊敬している先生が口を揃えておっしゃるのが『年齢はただの数字』だということ。トレーニングをすると年齢に囚われず元気でいられ、身体は変わっていきます。私はメンタルを壊したことがあるため、やはり心と身体は繋がっていると思っています。ヨガ資格も取得したので『心身ともに健やかに』をモットーに、皆さんに伝えていきたいです。また、今年は『ベストボディジャパン日本大会フィットネス部門レディースクラスでのグランプリ』を目標に、チャレンジしていきたいです」
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取材：FITNESSLOVE編集部
