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「洗濯物干せない」虚弱女子が「そんなに鍛えるとモテなくなる」と言われるほど美マッチョに変身してバズる【筋トレビフォーアフター】

「20代の頃、“坂道が上がれない”“洗濯物が干せない”など、生活に支障が出るレベルに筋肉がありませんでした。細くて華奢な身体がいいと思っていたのですが、流石に生活が困難なのはまずいと思ったのと、30歳という節目に『今までとは違う腹筋が割れた自分が見たい。それを記念写真にしたい』と思い、トレーニングを始めました」

【写真】みおこさんの割れた腹筋&全身筋肉集

1日1食もザラ、定食を食べきれない超小食&超虚弱ボディからのスタートを切った、みおこさん(31)。抜本的な体型改善を図るため、ジムに通い始めると同時に筋肉のスペシャリストであるボディビルダーのパーソナルトレーナーに指示を仰いだ。

「本当に筋肉が全くなかったので、全身の機能向上から始まりました。上半身、下半身と分けて軽い重量で高回数のトレーニングを行ない、全身をまんべんなく鍛えていきました。そうしたらどんどん身体が楽に動けるようになって、日常生活ですぐ疲れて寝込んでしまうということが減り、3カ月後には明らかに健康的になっているのがわかりました」

筋肉があるとこんなにも生活が楽なのか、と驚いたという。そこから本格的なボディメイクのためのトレーニングを行うようになっていく。

「食事の改善も同時にして、目に見えて身体が鍛えられると同時に引き締まっていくのがわかりました。冷凍食品や加工食品をやめ、プロテインと鶏胸肉でタンパク質を積極的に摂り、PFCを覚えて、アプリで栄養管理を始めました。小食対策として食事を1日に6回にして食トレも頑張りました」

「どんどん生活が楽になって公私共にパワフルに動き回れるようになり、気づけば人よりも体力がある人間になっていました。『筋トレのおかげで人生が変わった!なんて素晴らしいんだ!』と感動して、気づけばパーソナルを含めて週6でジムに通うほど筋トレにハマっていましたね(笑)」

身体が出来ていくとともに分割数も4、6と増え、現在ではBIG3やチンニング、ディップスなどフリーウエイトもこなし、重量を追う日々を送る。トレーニング歴1年8ヵ月、体重は42kgから51kg、体脂肪は20%から15%。かつて枝のようだった手脚は美しい筋肉に彩られた。そして、見事に“30歳で腹筋を割る”に成功したみおこさんは、今年は遂に大会への出場も果たした。

「5月にJBBF東京ノービスミスビギナーオープン大会に女子フィジークで挑戦しました。やはりまだ筋肉量が足りず上位入賞は出来なかったんですが、それでさらに火がついて、来年は必ず勝つという新たな目標ができました。あれだけ動くのも食べるのが苦手だった自分が毎日トレーニングして10kgの増量までして、こんなに筋肉に魅了されるとは思ってもみませんでした」

激変した生活。周りの反応は様々だが、前よりずっと人生が豊かになったと語る。

「今は昔の友達に会うとまず『誰!?』と言われますし、SNSでビフォーアフターを発信したらバズってすごい反響がきました(笑)。本当に人生が丸ごと変わった感じですね。周りには『そんなに筋肉つけたらモテなくなるよ』と言われますが、自分のなりたい身体になるほうがずっと楽しいので、全然関係なくこれからも理想の自分を目指して筋トレに励みます」

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取材:にしかわ花 写真提供:みおこ

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