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メンズフィジーク階級別3連覇へ。筋肉の質感をよりハードに9月19日、直野賀優はステージに挑む

直野賀優選手9月19日に神奈川県・茅ヶ崎文化会館で開催される「オールジャパンフィットネスチャンピオンシップス2022」。この大会は身長別のメンズフィジーク日本一を決める戦いだ。

本大会の176cm超級で2連覇を達成している直野賀優選手は(今年から新設された)180cm超級で出場を予定している。昨年までの176cm超級は、今年から180cm以下級と180cm超級の2つのクラスに分けて実施される。

【写真】直野賀優選手の歯を食いしばってのトレーニング

直野選手は12日に発売された『IRONMAN2022年10月号』のインタビューで、今年のコンディションは例年以上に好調であると明かした。

「調子はすごくいいです。今すぐにでもステージに上がりたいくらいです。8月の下旬くらいから『もう明日が大会だったらいいのに』と思いながら過ごしてきました」

その大きな要因となったのは“筋肉の質感”。

「今年は筋肉の質感が変わったような気がします。これまでは水っぽい感じだったのが、少しハードになってきました。水っぽさは僕にとって課題だったので、そこが改善できたのは大きいと思っています」

改善できた要因を直野選手はこのように分析する。

「絞れたからだと思います。だから、単純に今までが甘かったということです。僕は減量が下手くそというレッテルを貼られていましたし、今もそう思われているかもしれません。そこは僕に責任があるところです。ただ、去年の大会で自分の中の仕上がりの基準ができ上がったんです。そこから1日に1㎏以上の糖質を入れるようなカーボアップをしても、翌日に浮腫まないという状況を作ることができるようになりました。簡単に言えば、絞れていなければ浮腫みますし、絞れていれば浮腫まないということです」

直野選手が目指すのはメンズフィジークのオーバーオール王者を決める『JBBF FITNESS JAPAN GRAND CHAMPIONSHIPS 2022』での優勝だ。まずは、その12日前に開催される直野選手の今年の初戦「オールジャパンフィットネスチャンピオンシップス2022」のコンディションが楽しみだ。

文:FITNESS LOVE編集部 撮影:北岡一浩

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