ベストボディ選手 コンテスト

“全身ピーマン型体型”から3カ月で腹筋割れてヒップアップ 49歳着付け師がコンテストでグランプリ

「ボディメイクのきっかけは本当に些細なことで、家の近所にジムができたので興味本位で行ってみたら筋トレにハマってしまって」

【写真】桑原香美さんの妖艶なステージング

5月6日(月・祝)のベストボディ・ジャパン(以下、ベスボ)2024岐阜大会ミス・ベストボディ部門にて、最多人数出場となったウーマンズクラス(40〜49歳)でグランプリを獲得した桑原香美(くわばら・かぐみ/49)さん。クラス最年長での優勝であり、昨年は大会初シーズンながら全国決勝戦である日本大会にまで勝ち進んだ経歴の持ち主である。

「トレーニングを始める前は体脂肪率30%を超える典型的なピーマン体型で、顔もパンパンでピーマンみたいでした」

そこから驚きの変化を遂げたのは、たったの3カ月である。

「ジムのオーナーに『身体に変化があるのは3カ月だから、それまでは頑張って』と言われて、途中、自分の中では全然変化していないと思っていたのですが、3カ月後よくよく見たら全く違う自分がそこにいました」

腹筋は割れ、お尻は上がり、皮膚がぴたりと筋肉に張り付くようなハリ感ある体型になったことに自身でも驚いたという。体型を変えた大きな要因は好きゆえのハードなトレーニングと、シンプルな食事改善だと語った。

「トレーニングが楽しすぎて、着付け師の仕事の合間を縫って1日2回行ってました。お尻は毎日欠かさずやっていますし、ジムオーナーから見ても『ハードすぎるんじゃないか』と思われるほど熱中していました」

「また、食事を本当にシンプルにしました。加工されていない素材そのものを、“煮る・焼く・蒸す”で調味料もほぼ“酢と塩”だけで食べます。普通に美味しいと感じて食べてますね。あとは、“コケない・たるまない痩せ方”として白米をしっかり食べるのを教えてもらって実行したところ、糖質がしっかり補充されたことと満腹感で過剰な甘いもの欲求が自然に消えていきました。お米はすごく大事だと実感しました」

トレーニングは究極のアンチエイジングだ、と桑原さんは語る。

「賞も嬉しいですが、トレーニング自体が楽しいのでずっと続けていきたいです。最終的には日本大会で優勝できるようなきれいな身体になりたいですね」

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取材:にしかわ花 撮影:上村倫代

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