8月9日(土)、千葉県・青葉の森公園芸術文化ホールにて『SUMMER STYLE AWARD 2025 東京予選』が開催され、三宅弥也子(みやけ・みやこ / 34)さんがビキニ(ベティ)部門で2位に輝いた。
【写真】S字ラインがスゴい!三宅弥也子さんの全身ビキニショット
「実はわたし、筋トレを全くしていないんです」と笑顔で驚きのカミングアウト。舞台では引き締まった上半身に、美しい背筋が印象的であった三宅さんは一体どのようにして身体を仕上げたのだろう。
「普段は『ポールスポーツ』というポールダンスにアクロバット性が一層加わり、難度・芸術性を競う競技の現役選手として活動をしているんです。上半身の筋肉をとても使う競技なので、なにもしなくても肩や腕、背中の筋肉がついていって。次第に以前から気になっていた ”ボディコンテストの身体に近づいてきているかも?” と思っていたときに、知人からの勧めもあり大会出場を決心しました。そのため、今回が初めてのボディコンテスト出場でした!」
ポールスポーツで養った筋量はステージ上でもピカイチ
大会に向けたトレーニングは実施しなかったものの、減量への取り組み方は同団体のビキニ(ベティ)部門で絶対王者として知られる射手矢味香さんから指導を受けた。
「むやみに食事量全体を落とすのではなく、脂質を抑えた食生活で体重コントロールをする方法を教えていただきました。摂取カロリーは1日1200kcalほどに抑えながら、約2カ月間で調整をしましたね。最後は水の量も調整しましたが、自分でも思った以上に身体が変わって。驚きとうれしさでいろんな感情になっています。正直、ハマりそうです(笑)」
大会出場を決心したのはなんと6月。約2カ月間の食事管理で感じた変化は見た目だけではない。
「たった2カ月の食事改善ですが、メンタルは安定するようになりました。また、月経時も血液の質が変わりましたね。ポールスポーツでは4分間、力を入れた状態でアクロバティックに動かなくてはならないので、これまでも体型維持には気をつけていましたがこのような感覚になるのは始めてです。食事だけでも身体は大きく変わるということを、身をもって実感しました」
激戦の東京予選を『筋トレなし』で2位まで食い込んだ三宅さんが、ビキニ(ベティ)部門の新星として名乗りを上げる。
【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。
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取材:池田光咲 撮影:北岡一浩
執筆者:池田光咲
IRONMANを中心にトレーニング・スポーツ系メディアや雑誌で執筆・編集活動を展開中。ベンチプレス世界選手権3位の入賞経験をもつ現役アスリート。
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