マッスルゲート選手 コンテスト

29歳・美しいボディラインを披露し優勝!『筋トレとは縁のない人生』からの逆転!

9月14日(日)、安城市民会館で行われた『マッスルゲート愛知大会』のウーマンズレギンス163cm以下級で4位、ビキニフィットネス一般の部で優勝を手にした、大塚英里香(おおつか・えりか/29)さん。「筋トレは、自分には縁のない世界だと思っていました。やらない理由を探しては『今のままで十分だ』と言い聞かせていたんです」と過去を振り返る。

【写真】大塚英里香さんの美しいボディライン

今のままでいいと思っていた人生から大会出場へ

学生時代に体育会で活動してきたこともあり、大人になってからも何かしら運動を続けたい気持ちが心の奥に残っていたという。そんな思いから筋トレを始めたが、0か100かでしか継続できない性格のため、少しでもできない日があると挫折を繰り返してきた。

「大会を目指したのは、20代最後に何か爪痕を残したかったからです」と挑戦の理由を語ってくれた。そして、大会に向けたトレーニングは、ストイックかつ計画的だった。

「トレーニングは週5日、1回1.5時間ほど。特に意識していたのは背中です。自分では見えない部位だから感覚を掴みにくくて……。夫にフォームを見てもらったり、動画を撮ったりして肩甲骨の動きを確認しながら練習していました。ラットプルダウンを中心にできる限り高重量を扱い、背中の日にはデッドリフトも取り入れていました。全身運動になるのでおすすめです!」

仕事との両立にも工夫があった。

「残業で時間を削られないよう、筋トレは仕事前にやっていました。朝なら必ず時間が確保できますし、ジムも空いているので快適です。有酸素運動は仕事後にしていましたが、仕事が長引くとできないので、どう早く終わらせるかを意識するようになり、結果的に仕事効率も上がりました。筋トレを始めてからは、仕事のモチベーションも高まりましたね」

食事管理も徹底していた。

「1日5食、朝トレ前・朝・昼・間食・夜のリズムで取っていました。朝は腸内環境を整えるためにもずくを食べ、たんぱく源としてオイコスを。昼はお弁当で米、鶏胸肉、ブロッコリー、卵。間食はプロテインやアーモンドなど手軽に不足栄養を補えるもの。夜は消化に良いさつまいもに、鮭や鯖、かつおなど魚中心の食事でした」

この徹底した努力が大会優勝へとつながった。

「努力が実って本当にうれしかったし、自信になりました。そして何より、たくさんの人に支えられていることを改めて実感しました」

何歳になっても筋トレを続けたい

大塚さんはすでに次の挑戦を見据えている。

「今回マッスルゲートに初めて参加しましたが、とても楽しかったです。大会を目指して過ごす日々は充実していて、人生がより豊かになったと感じました。だからまた違う団体の大会にも挑戦したいです」

一度は縁のない世界だと思っていた筋トレ。しかし今では、大塚さんの人生そのものを形づくる大切な存在となっている。

「筋トレを始め、自分のことがより好きになれて、仕事のモチベーションが上がりました。とにかく毎日が充実していて自己肯定感がどんどん上がっています!何歳になっても、この習慣となった筋トレと食事を、自分のペースで続けていきたいと思います!」

【マッスルゲートアンチドーピング活動】
マッスルゲートはJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト大会である。

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取材:佐藤佑樹 撮影:上村倫代

執筆者:佐藤佑樹
主にFITNESS LOVEで執筆中。自身も大会へ出場するなどボディメイクに励んでいる。料理も好きで、いかに鶏胸肉を美味しく食べるかを研究している。

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