9月14日(日)、安城市民会館で行われた『マッスルゲート愛知大会』のウーマンズウェルネス一般の部で3位という素晴らしい結果を手にした、神谷淑恵(かみや・よしえ/39)さん。過去には「お尻が垂れてきた」と言われ、悔しい思いをしたという。
下半身トレーニングでハマったボディメイク
ヒップラインを改善すべくジムに通い始め、最初はマシンを中心に下半身を鍛え、重量が上がっていくことに楽しさを感じていった。
「筋トレを始めてしばらくして、仲良くなったお友達から『身体が出来てるんだから大会に出てみたら?』と言われたことがきっかけで、大会出場を決めました」
そこからは週6日ジムに通うというストイックな生活へ。
「脚、肩、背中、胸、お尻を週6日でそれぞれ1回、1時間ほど鍛えていました。有酸素運動は最後の1カ月だけ取り入れました。得意な部位は、唯一重たい重量を扱える背中」
食事も計画的に管理し、減量を進めていった。
「半年前からゆっくり減量をスタートし、脂を控えめに月1回チートデーを設けながら、ストレスなく進めました。最後の1カ月はグラム単位で管理して16kgの減量に成功しました」
結果に満足せず、さらなる挑戦へ
努力の結果、見事3位という結果を手にした。しかし、神谷さんは現状に満足していない。
「正直、悔しかったです。ただ課題も見つかって、トレーニングのやる気はさらに出ました。コツコツ続けることの大切さを実感しています」
過去のコンプレックスを原動力に努力を積み重ね、武器へと変えてきた神谷さん。今後も進化は止まらない。
「これからはお尻の上部をもっと鍛えていきたいです!それと、大会後に体重を増やしすぎないことが一番の目標ですね(笑)」
悔しさを力に変え、次なる挑戦へと歩みを進める姿は、同じようにコンプレックスを抱える人にとって「努力が未来を変える」という強いメッセージになるだろう。
取材:佐藤佑樹 撮影:上村倫代
執筆者:佐藤佑樹
主にFITNESS LOVEで執筆中。自身も大会へ出場するなどボディメイクに励んでいる。料理も好きで、いかに鶏胸肉を美味しく食べるかを研究している。