ベストボディ・ジャパン主催の『モデルジャパン』クイーンクラス(50歳〜59歳)で、今シーズン4戦目の東日本大会(9/7開催)でグランプリを獲得、また地方大会の上位入賞者が競う日本大会(11/23開催)でもTOP10に入る実績を残した松山泰子(まつやま・たいこ/56)さん。
【写真】引き締まったお腹と脚に注目!松山泰子さんの鍛錬ボディ
「産後太りを解消できればと、昔習っていたバレエを再開したのが43歳のとき。2年ほどで約10kg減量することができ、以降はその体重と体型の維持を心がけていました。48歳のときにテレビの深夜番組でベストボディ・ジャパン主催のボディコンテストの存在を知り『楽しそう』と感じて出場してみましたが、結果は予選落ち(笑)。その後53歳で『一度でいいから決勝ビキニを着たい!』と本格的にボディメイクとレッスンに取り組んで念願の決勝に進出することができました。もともとこれを最後に引退するつもりでしたが、運よく上位入賞し日本大会に出場できたことで逆にハマってしまいました」
本格的なボディメイクを始めたのは、なんと53歳のとき。筋トレや大会公式レッスン以外で松山さんのボディメイクに大いに役立ってくれているのがヨガなのだと言う。
「ホットヨガが大好きで、行かなきゃ、ではなく行きたくて仕方がない、という感じでほぼ毎日通ってしまっています。パワーヨガなど運動強度の高いレッスンだと十分に筋トレ効果があって、お腹と背中はこれで絞れた実感があります。レッスン15分前にスタジオに入り、強度の高いレッスンの日は念入りにストレッチを。強度の低いレッスンの日は体幹や背中など、マットの上でできる筋トレを行っています」
ヨガで体幹や全身を鍛える一方、ジムではお尻の筋肥大と、ウォーキングマシンでの有酸素運動に取り組んでいる。
「ほぼ毎日なにかしらの運動をしていることもあって、食事内容にも気を付けています。朝食は特に重視していて、毎朝サラダ、納豆ごはんに卵、肉と、栄養バランス良く、たんぱく質の種類と量をしっかりと取るようにしています。サラダはなるべく毎食食べたいので、オフィス出社日にもシリコン容器に入れて持参しています。ほかにヨーグルトやフルーツ、ナッツ類もよく食べています」
昨年の日本大会で3位入賞の実績を持つ松山さん。
「今回の結果には満足ではないけれど納得しています。身長も骨格も異なる個性的な選手たちがそれぞれに鍛え絞って迎えた舞台でTOP10入りできたのは、本当に光栄なこと。来年以降もグランプリにこだわることなく自分らしさを大事に上位選手でい続けること、具体的には日本大会でのTOP10に入り続けることを目標に、頑張りたいと思います!」
2025シーズンを終えた今、やはり実感するのはボディメイクの心身への効用だと言う。
「とにかく若々しく健康でいたいという思いからボディメイクを続けています。検査や測定などの判定では、私の今の体力年齢は25〜29歳、肺年齢は19歳なんです(笑)。体力もボディラインも維持向上していきたいから、ヨガもボディメイクも年齢関係なくこれからもずっと続けていくつもりです」
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取材:大塚真奈美 撮影:荒熊流星
執筆者:大塚真奈美
編集者・ライター。ヘルス&フィットネス、美容、グルメなどの分野で企画・編集・取材・執筆。群馬県出身、東京都在住。
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