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ビキニモデル3連覇でPRO戦初代女王の26歳!くびれ際立つメリハリボディで魅了

11月30日(日)、TFTホール1000にて『サマースタイルアワード JAPAN PRO GRAND PRIX』が開催され、角田琉奈(かどた・るな/26)さんがプロ・ビキニモデル部門トールクラスで優勝、ビキニモデルオーバーオールでも優勝、またプロ・ビューティーフィットネスモデル部門トールクラスでも3位入賞を果たした。

【写真】角田琉奈さんのくびれ際立つメリハリボディ

角田琉奈さん

「目標はビキニモデル3連覇、そしてビューティーフィットネスモデル3位入賞でした。結果を出すことができて本当にうれしく思っています」

ビキニモデル部門のPRO戦は今年開設されたもので、当然出場に向けた思い入れも大きなものだった。

「ビキニモデルとしての“正解”が何かをあらためて考え、試行錯誤した1年間でした。しっかりと鍛え、ボディラインの丸みや女性らしさを残すことも意識しながら、去年よりもう少し絞って出場しました。初めてのことだけに不安もありましたが、優勝することができてほっとしています」

そして「今年は出場しないつもりだった」ビューティーフィットネスモデルでも4位から3位へとまたひとつ、自身最高順位を上げた。

「今年からビキニモデルに絞ろうと思っていたのですが、サマスタ初出場がビューティーフィットネスモデルだったこともあり思い入れがあって、10月の関東大会でPROカードを取り直しての出場でした。あらためて二刀流を目指してどちらも頑張っていきたいと思っています」

ウエストのくびれからお尻へのラインが一番の強みだが、今年はお尻の下部からもも裏にかけてのラインの強化にもフォーカスしてトレーニングを重ねてきた。

“短時間で効率的に鍛えること”に注力

「仕事が忙しく、出勤前か業務の間の短時間でどれだけ効果的に鍛えられるかを重視した結果、重量や回数より大切なのが対象筋にどれだけ効かせることができるかの意識だと実感したことが、ひとつの成果だったと思っています」

選手として日々精進する一方で、インストラクター、SSA認定講師としても精力的に活動している。

「ポージング指導をした赤西麗美さんが今回、ビキニモデルショートクラスで優勝され、自分の生徒さんとオーバーオールで戦うという初めての貴重な経験をさせていただきました。本当にうれしくて、講師としてのやりがいを感じたと同時にこれからもっと講師としての活動を広げていきたい!と感じています」

つらい“ザ・減量食”から脱却できた

競技者として、またインストラクター、講師として長く競技を続けてきた経験から得たこと、学んだことは多いと振り返るが、そのひとつに“増量と減量との向き合い方”がある。

「昔はオフに5、6kg増量して鍛えつつ減らしながら大会前にさらにしっかり減量、という感じでした。でも最近では、増量を3、4kgにおさえても十分にバルクアップできて減量がすごく楽だということに気付いて、実践しています。食事の内容も、鶏肉、米、野菜、以上!みたいなザ・減量食(笑)を貫いた時期もありましたが、正直これはつらかったです。今は仕事のある日にはクリーンな食事を取って、週1日の休日には好きなものを食べています。今年は大会前の減量幅が特に狭かったので、大会2、3週間前でも日曜の1食だけなら好きなものを食べることができて、お寿司や焼肉も楽しめました!」

大会前には欠かせない減量も、もう日常生活の一部となっているということだろう。

「次の目標は、もちろんビキニモデル4連覇! それをビューティーフィットネスモデルでさらに上を目指すことと両立したい。これからも焦らずじっくりと取り組んで、自分が定めた目標を一つひとつ達成していけたらと思っています」

【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。

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取材:大塚真奈美 撮影:舟橋賢、夏目英明

執筆者:大塚真奈美
編集者・ライター。ヘルス&フィットネス、美容、グルメなどの分野で企画・編集・取材・執筆。群馬県出身、東京都在住。

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