マッスルゲート選手 コンテスト

ゴールドジムジャパンカップMVP・羽成温朗が魅せた広くゴツゴツとした背中 昨年の雪辱果たしV「凡人なりに、積み重ねる」

12月20日、21日に品川インターシティホールで開催された『ゴールドジムジャパンカップ』。全国各地で開催されたボディコンテスト・マッスルゲートで優勝を収めた実力者が多く集う中、ボディビル70kg以下級で優勝、さらに大会MVPにも輝いたのが羽成温朗(はなり・あつろう/24)選手だ。

【写真】羽成温郎選手の細いウエストから広がる広背筋

羽成温朗選手

「素直にうれしいです」。大会後にそう語った羽成選手だが、その言葉の裏には、昨年の悔しさがあった。前回の同大会では2位に終わり、今年はその雪辱を果たすべく、出場大会を絞り、このジャパンカップ一本に照準を合わせて仕上げてきた。

「去年は8月の全日本ジュニアにピークを合わせていて、その後にコンディションが落ちてしまいました。今年は迷わず、この大会で優勝することに照準を絞りやってきました」

現在24歳。将来の目標について羽成選手は現実的だ。2026年は関東選手権、日本クラス別選手権(75kg以下級)、そして日本選手権への出場を予定している。「75kg以下級で上位に食い込めれば、日本選手権のファイナリストが見えてくる」。最終的な目標は、日本選手権でトップ6に入ることだ。

同世代には日本トップクラスのボディビルダーである刈川啓志郎選手や渡部史也選手といった存在がおり、自身を「凡人の部類」と表現する羽成選手。

「彼らの成長スピードは本当にすごいです。ただ、自分はケガなく、同じ速度で成長し続けられれば、数年後にチャンスは来ると思っています」

この勢いのまま、羽成選手の2026年の飛躍に注目だ。

【マッスルゲートアンチドーピング活動】
マッスルゲートはJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト大会である。

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取材・写真:FITNESSLOVE編集部

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