「姿勢」は人の印象を左右するだけでなく、健康に生きるための土台でもある。ボディコンテスト『ベストボディジャパン』で活躍する山田有香(やまだ・ゆか/39)さんは、長年の課題である姿勢改善のため、30代後半でクラシックバレエの世界へ飛び込んだ。理想の立ち姿を追求する中で山田さんが辿り着いた、美しさと健やかさの本質とは。

30~39歳のカテゴリーであるレディースクラスでの最後の出場となった2025年。その締めくくりとなる日本大会は4年間のボディメイク生活の集大成として、並々ならぬ覚悟で臨んだ。
「夢のような1日でした。自分にできることを最後まで諦めず取り組み、悔いのないステージにしようと迎えた本番はあっという間でしたね。予選は緊張のしすぎで、日本大会の雰囲気の違いを痛感しました。でも、弱気なところをもったままだとダメだと思い、決勝では思いきり頑張って。気持ちの切り替えという面でも今までで一番よくできたと思います」
姿勢改善の一環として取り組んだクラシックバレエ
大会出場を初めて以降、指摘を受け続けてきたのが姿勢の悪さであったという山田さん。試行錯誤を繰り返しながらも大きな改善が見られなかった中、2024年10月から新たに取り入れたのがクラシックバレエであった。
「どうしても姿勢が改善されないず、悩んでいたタイミングで出合ったのがクラシックバレエでした。たまたまバレエ教室の大人クラスに行ってみたときに、“この課題を少しでも良くするのはバレエなんじゃないか” と直感的に思ったんです。体幹の弱さも課題だったので、どちらにも良い効果が得られそうだなと」
約1年続けたクラシックバレエ。その成果は徐々に現れている。
「完璧に改善されたとはまだ言えませんが、整体やマッサージへ行った際には身体が柔らかくなったと言われるようになりました。また、筋トレにおいても、長らくコツを掴みきれなかった腹圧のかけ方も、クラシックバレエ始めてからはしっかりとできるようになりました」
ボディメイクと姿勢は深いつながりがある
ボディメイクと並行してクラシックバレエでの姿勢改善に取り組んだ結果、新たな発見を得ることもできた。
「ずっと悪い姿勢で生きてきたので完璧に治すことは難しいかもしれませんが、ある程度の改善はできる気がしています。 “どうせ治らない” と諦めるのではなく、“どうすれば『改善』ができるか” を考え、行動することを大切にしていきたいです」
美しい姿勢を武器に変え、40代になっても山田さんなりの『ベストボディ』を更新し続けるのだろう。
取材:池田光咲 撮影:高坂裕希
執筆者:池田光咲
IRONMANを中心にトレーニング・スポーツ系メディアや雑誌で執筆・編集活動を展開中。ベンチプレス世界選手権3位の入賞経験をもつ現役アスリート。
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