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「重力を拒否した上向きヒップ」の25歳ビキニ選手 朝5時起きからの運動でダイエットに成功、コンテスト3冠も獲得

「ただ細いだけでなく、アウトラインが美しい身体をつくることを目標にしています。他人の目線や体重計の数字にとらわれないで、自分のことを好きになれる・自信をつけてあげることが大切だと感じてます。

【写真】25歳のビキニ選手・須原あゆみさんの上向きヒップと丸みある全身ビキニボディ(ステージフォト含む8枚)

須原あゆみ(すはら・あゆみ/25)さんは、「鍛えられた広い肩」「引き締まったウエストライン」「重力を拒否して上向くヒップ」という強い曲線美を武器に、ビキニ選手として活躍する。

2024年に『サマースタイルアワード』で大会デビュー。翌年の2025年に『名古屋予選大会』2位、『京都予選大会』では三冠優勝(ルーキー、オープン、オーバーオール)を達成した実力者だ。

美しさの基準が大会を経て変化

須原さんは当初、ビューティーフィットネスモデル(ビキニよりもスレンダーなプロポーションを競うカテゴリー)で出場していた。

「(ビューティーフィットネスでは)細さの面では評価されたけど、自分のなかではただ脂肪がない人のように見えてしまった。ビキニに変えたことで、元々のウエスト細さだけでなく、ある程度の丸みと大きさが生かせるようになりました」

初めての増量、苦闘と学び

筋肉を増やす過程では、ある程度の脂肪もつく。オーバーカロリーの状態でトレーニングしなければ、筋肉は成長しづらいからだ。丸みとハリのある女性らしい肉体美造形のため、須原さんは増量期を設けた。しかし、「太くなる」ということはかなりの抵抗と苦痛を伴った。

「2024年の大会が終わったあとから初めての増量をして、過去最高体重まで増えました。正直、脂肪も筋肉も増えた身体が好きになれなくて、最初の減量はすごく辛かったです」

増量期と減量期では、20kg近く体重が変わる選手も珍しくない。本当に脂肪を落とし切れるだろうかという不安があったという。

「減量がうまく進まず食事を取ることも怖くなり、代謝が落ちてさらに減量が進まなくなるという悪循環に飲まれることもありました。専属トレーナーをつけず自分でやり切ることが目標だったので、色々な食材を身体に合うか試したり、ストレスの発散方法を模索しました」

試行錯誤を経て知識が増えていくにつれて、次第に身体が変わりだした。

「減量が進み出したときはうれしかったです。たくさんのことを学べたことが、今年の大きな収穫でした。そのひとつが、生活の時間管理を徹底したことです。朝5時に起きて有酸素運動、そこから仕事が始まるまでの間に全ての生活タスクを終わらせます」

自分に合った食事管理や、一日の過ごし方を模索・改善したことで、心身が整いダイエットが安定。競技と日常をストレスなく両立させられるようになったという

今後もサマースタイルアワードに挑戦したいと意気込む須原さんに、魅力を聞いた。

「ステージの華やかさと楽しさは他の団体にはないものがあります。キラキラした空間で、自分だけが輝ける瞬間がたまりません」

大会で得た新しい出会いも、須原さんを支えている。

「講師やトレーナーの方々の温かさ、親身になってフォームチェックやムービングを考えてくださり、挑戦したいと思ったときにすぐ支えてくれる方が身近にいてくれるということがとても励みになりました。同年代の友達もでき、ステージ裏で1人だった私に声をかけてくれてとても救われました」

慣れた生活から新しい世界に飛び込むのは勇気がいる。今までにない失敗や苦悩も伴う。それでも、新たな挑戦と発見は人生を楽しむ大きなモチベーションになり、自分自身も知らなかった自分の輝きを見せてくれる。

【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマースタイルアワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。

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取材・文:にしかわ花 写真提供:須原あゆみ

執筆者:にしかわ花
『IRONMAN』『FITNESS LOVE』『月刊ボディビルディング』『Womans'SHAPE』寄稿。記者・ライター、メディアプランナー、エッセイスト。

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