4月5日(日)、パピヨン24ガスホールで開催された『マッスルゲート博多大会』。『ビキニフィットネスマスターズ35歳以上の部』で優勝を手にしたのは、園田玲子(そのだれいこ/57)さんだ。

「一昨年のジャパンカップでは、予選で早々に敗退し、10時には試合が終わってしまいました。予選通過の紙に名前がなければそれでおしまい。本当に悔しくて……。大会終了後すぐにポージングの先生との練習をスタートし、筋トレだけでなくストレッチも強化。ヘアメイクにもこだわって臨みました。昨年末のジャパンカップのドリームモデルで年齢別、身長別とも入賞したのでやりきれました。そして今回ビキニへも挑戦し優勝でき、やり切りました!」
過去の悔しさを糧に、今大会へと挑んだ園田さん。整形外科医として多忙な日々を送りながら、見事なコンディションを作り上げた。
『細いだけ』の身体を変えた『効かせるトレーニング』
「もともとランニングや筋トレは好きでしたが、いわゆる『細いだけ』の身体でした。コロナ禍でジムが閉鎖され、仕事柄ジム利用も制限される中で通えるパーソナルジムを見つけ、トレーナーの方に勧められて大会出場を目標に。メリハリのある身体を目指すようになりました」
運動習慣はあったものの、“筋肉をつける”ことを意識したのがボディメイクの転機だったという。
そんな園田さんの得意部位は『背中』。大会でも引き締まった美しいラインを披露していた。
「背中のトレーニングでは、マシンでロウイングなどを行っていますが、事前に背中、肩周りのストレッチをしておくことで、しっかり背中に効かせられるようになります。年齢とともにトレーニング方法も変わるので、インナーマッスルの強化やストレッチも重要だと思います」
ただ鍛えるのではなく、『効かせる』という意識が、大会で優勝できる身体を作り上げたのだ。
「若々しく見えるように、きれいなアウトラインを意識しています」
多忙な医師としての仕事とトレーニングをどう両立しているのか。
「週4回、1回1時間の確保が精一杯です。仕事の合間に、1分でも1部位でもストレッチを行うようにしています。じっくり時間は取れませんが、“効かせる”ことを意識しています」
限られた時間の中でも集中し、確実に積み重ねる。それが園田さんのスタイルだ。
「どんなに忙しくても、やるべきことを淡々と続けること、自分を最後まで信じること、を大切にしてきました。今年はビキニフィットネスに初挑戦し、博多大会で優勝することができました。ビキニはポージングがドリームモデルより難しいですが、これからも挑戦をやめずに進んでいきたいです」
どれだけ忙しくても時間を生み出し、挑戦し続ける園田さんの『背中』は、「今年こそ何かに挑戦したい」と思う人に勇気を与えてくれるだろう。
執筆者:佐藤佑樹
主にFITNESS LOVEで執筆中。自身も大会へ出場するなどボディメイクに励んでいる。料理も好きで、いかに鶏胸肉を美味しく食べるかを研究中。
取材:佐藤佑樹 撮影:北岡一浩










