5月30日(土)、東京都・北とぴあで開催された『第40回東京クラス別ボディビル選手権』。東京の体重別・身長別の王者を決めるこの大会において、女子フィジーク158cm以下級で優勝したのは、ルーマニア出身のポペスク・エレナ・リディア(43)選手だ。
【写真】ルーマニア出身・リディア選手の発達した腕と脚(全身ステージショット5枚)

リディア選手は同月4日に行われた『東京ノービスボディビル選手権』でも優勝。ボディコンテスト挑戦1年目にして、立て続けに結果を残した。
「こんな素晴らしい結果をいただけて、本当にとてもうれしいです。私はルーマニア人なので、日本人の方と一緒に出られたことも、うれしかったポイントです」
リディアさんは日本に住み始めて15年以上。最初は観光目的で来日したが、日本という国に魅力を感じ、その後は永住権を取得し、コンサルタントの仕事をしながら日本で暮らしている。
自信のなかった自分を変えた、トレーナーの一言
競技出場のきっかけは、日本で通っていたジムでパーソナルトレーナーに声をかけられたことだった。最初から自信があったわけではない。むしろ、自分が大会に出られるとは考えていなかったという。
「最初は、大会に出られるとか、そういうことは考えていなかったんです。でも『出たほうがいい』『ポテンシャルがある』と言われて、挑戦したいと決めました」
さらに背中を押したのが、2024年12月に日本で行われた『IFBB世界選手権』の応援だった。ルーマニアの友人がビキニカテゴリーに出場し、そのステージを見たことで気持ちが動いた。
豊富な運動経験が身体の基礎に
運動経験は長い。若いころはルーマニアで陸上競技(800m)に取り組み、その後もジム、エアロビクス、パーソナルトレーニングなど、さまざまな形で身体を動かし続けてきた。
そうした積み重ねが、女子フィジークで2連続優勝の結果につながった。本人にとっても、東京ノービスと東京クラス別での連続優勝は、まだ信じられない結果だという。
「2大会連続での優勝は、自分でもまだ少しびっくりしていて、信じられないです。最初は自信がなかったのですが、私のポテンシャルを見てもらえて、それが結果につながりました。皆さんに心から感謝しています」
今後は一度母国ルーマニアへ戻る予定で、その後の大会出場はまだ未定だ。それでも、今回の優勝で競技への思いはさらに強くなった。
「まだまだ満足はしていません。もっと頑張りたい気持ちが出てきました。日本一も目指してみたいし、これからもっともっと頑張っていきたいです!」
【JBBFアンチドーピング活動】JBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)はJADA(公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構)と連携してドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体で、JBBFに選手登録をする人はアンチドーピンク講習会を受講する義務があり、指名された場合にドーピング検査を受けなければならない。また、2023年からは、より多くの選手を検査するため連盟主導で簡易ドーピング検査を実施している。
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取材・文:FITNESSLOVE 撮影:中原義史










