2026年7月20日、神戸文化ホール中ホールにて『ベストボディ・ジャパン2026兵庫・神戸大会』が開催された。ベストボディ部門クイーンクラス(50歳~59歳)では、山内春香(やまうち・はるか/51)さんがグランプリに輝いた。
【写真】171cmの高身長で手足の長い、山内春香さんのスリムボディ

「ただ出場したい、と思っているだけではグランプリは獲れなかったです。今ならわかります」
山内さんは10年以上前からパーソナルトレーニングを受けて、体重7kgを始めて半年で落とした。痩せるとうれしくなってもっとメリハリのある身体になりたいと思い、トレーナーが出場していたベストボディ・ジャパンにも挑戦するようになった。10年前から毎年ベストボディ・ジャパンに出場、休んだのは1年だけだそうだ。しかし成績はどうもパッとしなかった。
「大会に出ているのに不思議だと思われるかもしれないですが、ベストボディ公式のグループレッスンで最前列に行けないなど、自己肯定感が低くて自信がなかったんです」
大会写真を見ると、笑顔の写真を撮ってもらったはずが、実際は笑顔になっていなかった。40代も後半になると、身体と同じで顔も凝り固まって口角が上がりにくかったり、たるみやすくなったりする。そんなとき山内さんは顔ヨガに興味を持ち、体験してみたそうだ。
「ステージに笑顔で立ちたいと思いました。お顔もほぐして鍛え、ほっぺたも筋肉なので鍛えます。口角が上がりやすくなってフェイスラインがすっきりするとうれしいですよね。2年半前に始めて半年勉強して講師の資格を取り、2年前から仕事にしています」
山内さんは平日は病院の管理栄養士、平日夜や休日には顔ヨガの講師として活動している。
「顔ヨガでは『顔をほぐして、自分をほめなさい』って言われて、最初は嫌で『私かわいい』とか、『私がんばってる』とか言えませんでした。それが言えるようになるとどんどんマインドが変わっていきました」
「大会に出場できればいいな」とは言っていたが、本当はグランプリを獲りたかった。今年、初めてそれを口にしたことで行動が変わり、グランプリにつながったのだ。
管理栄養士の食事内容
10年以上前、パーソナルトレーニングを受け始めた頃に流行っていた糖質制限でのダイエットなど、山内さんは過去にいろいろなダイエット法を経験してきた。
「今は無理な減量はせず、3食和食です。ご飯120~150g、たっぷりの野菜、お魚100gが中心で、カロリー計算はしなくても大体わかるようになりました。朝納豆なら昼は卵、お味噌汁は一日1~2回。おやつはなしですが、甘いものが欲しいときにはサツマイモ、甘栗、プロテインドリンクでストレスを感じません」
過去には睡眠時間が短くて体重が落ちず、有酸素運動をするためにさらに睡眠時間を削り、結局体重が落ちないという悪循環になったこともあった。
「今回は7時間の睡眠をしっかり取るようにしました。しっかり寝ると食欲が乱れることもありません。50歳で睡眠不足になると顔つきが変わります。目の開きが悪くなり、顔がむくんでくるんです」
マインドが変わり、表情が変わり、食事管理をして結果を出した山内さん。「身体づくりはもちろん、表情や心の持ち方まで含めて自分を整えることが大切」。山内さんの歩みは、そのことを証明したと言えるだろう。
ワンポイント大会用語
・ベストボディ部門
健康的な美しさ、身体を競う部門。引き締まったバランスの取れた身体に加えて、女性らしい美しさのあるスタイルが評価される。
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取材:あまのともこ 撮影:岡暁
主に『FITNESS LOVE』で執筆中。2021年~2025年JBBF登録選手。JBBF京都府オープン大会ビキニフィットネス(身長別)3位。マッスルゲート四国大会ビキニフィットネス2位。










