JBBF選手 コンテスト

「丸いお尻」が映える女子大生がコンテスト日本3位 「過食」による失敗からの学び

2026年8月15日、京都府・京都テルサで『オールジャパンジュニアフィットネスチャンピオンシップス2026』が開催された。ビキニフィットネスでは、大越心月(おおこし・みづき/22)選手が昨年4位から順位を上げ、3位入賞した。しかし、優勝を目指していた大越選手にとっては悔いの残る、たくさんの学びがあった大会になったという。

【写真】大越心月さんの丸いお尻と細いウエスト

大越心月さん

「昨シーズンはとにかく食べたいという気持ちが強くて、菓子パンなどで増量してしまい、体重が減りにくくなったり、脂肪が多くついたりしていました。やり切ったという感じがなかったので、今シーズンはやり切るぞと張り切っていました」

トレーニングは順調に進み、昨シーズンの経験を生かして白米で増量したのはよかったが、62kgまで体重を増やしてしまったことが仕上がりに影響してしまった。

「減量は2月から始めました。初期はいい感じで進んで、トントンと55kgまで落とすことができたのですが、後半になって思うようにいかなくなり、メンタルが完全に落ちてイライラしながら食べてしまって、過食気味になってしまいました」

気持ちは100%でやりたいのに、身体が付いてこない。減量初期が順調だったことで気のゆるみもあり、「大会まで長いな」と感じてしまったそうだ。

「食べる量を減らせば痩せられるという考えが強くて、栄養バランスやホルモンバランスのことまで考えられていなかったと思います」

大越さんが今年の大会で学んだことは主に3つ。

「増量しすぎないこと、ポージングはかなり重要、栄養バランスが大事。結局は自分の管理不足です」

「今度は多くて6㎏増量に抑えたいです。食べすぎてしまうと身体がだるくなってしまうため、大会が終わってからは減量食にちょっとカロリーをプラスした感じの食事にしています。増量しすぎないためにはPFCバランスが偏りすぎないように意識します。食べなければいいのではなく、質を良くしようと考えています」

大越さんは来シーズンに向けて前を向いている。

「ポージングは現在教えていただいている方がいるので継続して練習します。練習するだけではなくIウォークで自分にしかできないステージングをしたいので、今から練習します。今回は悔しい結果になってしまったけれど、私はこの競技が大好きで、やめたくはありません。たくさんの学びを生かして、来年こそはいいコンディションで大会に出たいと思います」

身体や心の状態を知り、無理のない方法で積み重ねていくことはなかなか難しい。大越選手の経験は、思い通りにならなかったときこそ、そこから何を学び、次にどう生かすかが大切だと教えてくれた。

用語解説
ビキニフィットネス:プロポーションの良さだけでなく、トレーニングにより作り上げられた曲線的な美しい筋肉が評価される。(うすく細くくびれたウエスト、丸みのあるヒップ、しっかり作られた脚、ほどよく鍛えられた三角筋)

【JBBFアンチドーピング活動】JBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)はJADA(公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構)と連携してドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体で、JBBFに選手登録をする人はアンチドーピンク講習会を受講する義務があり、指名された場合にドーピング検査を受けなければならない。また、2023年からは、より多くの選手を検査するため連盟主導で簡易ドーピング検査を実施している。

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取材:あまのともこ 撮影:中原義史

執筆者:あまのともこ
主に『FITNESS LOVE』で執筆中。2021年~2025年JBBF登録選手。JBBF京都府オープン大会ビキニフィットネス(身長別)3位。マッスルゲート四国大会ビキニフィットネス2位。

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