8月22日(土)にNEW PIER HALL(東京都・港区)で『ベストボディ・ジャパン 2026 東京大会』が開催された。フィットネスモデル部門レディースクラス(35歳~49歳)では、呉嘉磊(う・らいら/40)さんが4位に入賞した。会社員として働くシングルマザーの呉さんは、夜の時間を有効活用し身体をつくり上げている。
【写真】呉嘉磊さんのランニングとトレーニングで鍛えた美しくもたくましい脚(5枚)とオフショット
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トレーニングで心の健康を取り戻した
呉さんは中国出身。2009年に留学のため来日し、以来日本で暮らしている。普段は会社員として働き、土日にはボランティアで英語の読み聞かせを行うなど、精力的に活動している。
トレーニングを始めたのは2017年、31歳のときのことだ。家庭内の不和と子育てが原因でうつ状態になり、気分転換のためジムに通い始めた。
「トレーニングによって気分が一変しました。ストレスが解消され、自信が持てるようになった結果、人生に絶望した専業主婦だった私が、仕事を始め、離婚するために準備をし、自己肯定感が高いシングルマザーに生まれ変わることができました」
大会出場を決めたのは、トレーニングを始めた当時から憧れてきたインストラクターの存在が大きい。
「そのインストラクターの方がベストボディ・ジャパンに出場したときの写真を見て、『私もあのステージに立てるといいなぁ』と心に種を蒔いてました。そして昨年、30代の最後の年に何か特別な思い出を残したいという思いから初めて出場しました」
昨年は京都大会と水戸大会、今年は仙台大会と今大会に出場。忙しい日々の間を縫って、積極的に出場している。
娘との時間を大切にするために、夜にトレーニングジムへ
ジムには週に3回程度、筋トレやキックボクシング系、ダンス系、ヨガ系のレッスンなどで全身の部位をバランス良く鍛える。週末は趣味でランニングを行い、昨年は10キロ走、今年はハーフマラソンを完走した。忙しく働くシングルマザーの呉さんは、トレーニングやランニングのための時間をどのように捻出しているのだろうか。
「小学校6年生の娘との時間を大切にしたいので、娘が寝た後に家の隣にあるジムに行きます。週末のランニングの際は、走る私を娘が自転車で追ってきます。娘も遊びながら走れるので、この過ごし方が気に入っています」
ジムでのトレーニングは1時間以内に終わらせるのが鉄則。着替えをしてから家を出て、シャワーを浴びずに帰ることで、なるべく家を空けない工夫をしている。
大会はプチ旅行。娘と思い出を作る大切な時間でもある
トレーニングは呉さんにとって日常の一部であり、もはやストレス解消の手段だけでなく、エネルギーの源でもある。自分らしくいられるのはトレーニングのおかげで、「今まで継続してきた自分に感謝している」と言い、今後もトレーニングと大会出場の継続を宣言する。
「今年のベストボディ・ジャパン出場は、今回の東京大会で終わりです。でも、今後も旅行がてら年に2、3回各地域の大会に出場し、経験を積みたいと思います」
大会にはもちろん、呉さんの娘も帯同。大会の前後で観光地を巡ったり、その地域の食事を楽しむこともある。忙しく働くシングルマザーでも、子どもとの時間を大切にしつつ、トレーニングに励み、大会に出場できるということを呉さんが教えてくれた。
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取材・文:増田洋子 撮影:舟橋賢
執筆者:増田洋子
編集・ライター。インタビューが好きで医療、ITなどを中心にさまざまなジャンルで執筆中。現在は週に4日、ジムでのんびり運動をしている。東京都在住。
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