伊野隆洋選手
初心者の登竜門として2017年から全国各地で行われている『マッスルゲート』の各地方大会の上位入賞者たちが集結する『ゴールドジムジャパンカップ』が、2021年11月27日（土）、28日（日）と2日間にわたり開催された。ここではメンズフィジークマスターズ172cm超級4位となった伊野隆洋選手にトレーニングのことを詳しく教えてもらった。
伊野隆洋選手
ーートレーニングをはじめたきっかけを教えてください。
「腰を痛めて半年ぐらい苦しみその後どうしたら腰痛を予防できるのか調べたら腹筋を鍛えるのが良いということに辿り着いたことです」
ーーそこから何をしましたか？
「さらに詳しく調べていったときにサイヤマン（グレート）さんの腹筋とアブローラーが最強ということでアブローラーで鍛えることを始めました」
ーーゴールドジムジャパンカップへはなぜ出場したのですか？
「2021年5月に行われたマッスルゲート東京で入賞することが出来て出場資格が自分にもあったため、せっかくならばチャレンジしてもいいんのではないかと思い出場しました」
ーートレーニングの分割はどのようにしていますか？
「胸、背中、腕、肩、脚で分けています」
ーー胸のメニューを教えてください。
「ワイドチェストプレスマシン(オリジナルグリップ)、ワイドチェストプレスマシン高重量、インクラインベンチプレス、チェストプレスマシン(ワンハンド)、ケーブルチェストプレス&フライ、ペックフライです」
ーー背中は？
「デッドリフト(２種)、チンニング(グリップ3種)、ラットプルダウン(グリップアタッチメント２種)、DYロー、ケーブルローイング(ワンハンド)、ケーブルクロスオーバーです」
ーー続いて腕を教えてください。
「イージーバーカール、インクラインダンベルカール、21ダンベルカール、プリチャーカール、ゲーブルハンマーカール、スカルクラッシャー、ライイングトライセプスエクステンション、フレンチプレス、スミスナローベンチ、ケーブルプレスダウン、ケーブルフレンチプレスです」
ーー肩はいかがですか？
「ショルダープレスマシン(２種)、リアデルトフライ(グリップ２種)、ケーブルリア、フロントレイズ、インクラインフロントレイズ、サイドレイズ(２種)」
ーー最後に脚をお願いします。
「ハックスクワットマシン、レッグエクステンション、シシースクワット、レッグプレス、カーフレイズです」
ーー種目が多いですね。大会に向けて何か変えましたか？
「通常メニューに加えて弱点の肩を一日置きに2種目毎回狙う場所を変えて追加していました」
ーートレーニングで大変なことはありますか？
「仕事でも体を使うので筋肉痛が辛いことはありますが回復系のサプリメントと根性で乗り越えます！笑」
ーー逆によかったことは何ですか？
「カラダがどんどん進化していくこと、そして年齢よりも若く見られることが多いこと、筋肉があることがひと目でわかるので話題作りにもなることです」
ーー食事面何か工夫をしていますか？
「たんぱく質量のみ必要な量は必ず摂取するようにしています、それに加えて増量中は好きなものを好きなだけ、減量中は脂質と炭水化物量をその時の自分の体の状態に応じて調整しています」
ーー最後に大会にでてよかったことを教えてください。
「色々な出会いがありフィットネス仲間が増えたこと、明確な絞る目標ができ減量するときのモチベーションになること、競技として自分の体の評価がキチンとしてもらえることです。2022年は昨年よりも進化したカラダをつくることとマッスルゲート、JBBFの大会で結果を残すことを目標に頑張ります」
（取材：FITNESS LOVE編集部 写真：中島康介）
