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元「王様のブランチリポーター」が約1年で作り上げたスリムに締まったカラダ デビュー1年目で日本一まで登り詰める「努力」

川田麗衣さん元タレント、アスリートの妻、そしてベストボディ・ジャパン主催のモデルジャパン2023年日本代表。様々な一面を持つ川田麗衣(かわだ・れい/38)さんは、ベストボディ・ジャパン挑戦一年目にして、日本大会総合グランプリ獲得という正真正銘の日本一に登り詰めた。「かなりの負けず嫌い」の川田さんが取り組んできた努力とは。

【大会写真】川田麗衣さんの白肌のビキニ姿

2022年にベストボディ・ジャパンに初挑戦し、その年の日本大会で総合グランプリ獲得、日本代表選手に選ばれた実績を持つ川田さん。トレーニングは2021年の夏から開始し、その後競技を始めるに至った。

「もともと、5歳から高校2年生までクラシックバレエをしていて。大人になってからも週1ペースで2年ほど続けていたのですが、その後しばらくやらなくなっていたんです。2021年にトレーニングを始めて、ベストボディ・ジャパンの存在を知ったとき、『もう一度舞台に挑戦してみたい!』と出場を決めました」

川田さんは17歳からタレントとしても活動しており、以前はTBSテレビ「王様のブランチ」のリポーターも務めていた。その後、アスリートの夫と結婚し、同時にタレント業を引退。以降は表舞台に出る仕事はせず、夫や子どものサポートを行ってきたという。

また、大会出場にあたって川田さんは自身が元タレントであることを伏せ、臨んだそう。それは「特別視されたくなくて、平等に審査してもらいたかった」からだという。実際にデビュー年で日本大会総合グランプリに輝いた川田さんだが、その素晴らしい成績の裏にはたゆまぬ努力があった。

「かなりの負けず嫌いなので、毎日鏡の前でポージング練習、パーソナルトレーニングとは別で週4回の自主トレーニング、毎日の身体のケア等、できることは全てやって臨みました。身体の魅せ方も、Instagramに投稿する写真を見て自分の見え方を勉強したり、動画を取って動作のチェックを徹底して行いました」

さらに、ボディコンテストに挑戦する上で重要となる“減量”についても、川田さんはスムーズに進めることができたという。

「夫がアスリートなので、アスリートフードマイスターの資格も取りましたし、身体を引き締める食事に関しての知識が備わっていたので、その点は食事管理がしやすかったです。あまり悩むこともなく、スルスルと絞れていきました」

食事管理で川田さんが特に識したのは“脂質”。

「それまでは、夫や子どもに良く脂身の多いお肉を出すことが多かったので、一緒に食べていたのですが、減量する、となってからは無駄な脂質を避け、その分アボカドやMCTオイル、サーモンといった良質な脂質を積極的に摂ることを意識していました」

また、脂質に関しては「特に青魚系の食材を取るようにしていた」そう。脂質の他にも、炭水化物はGI値(※)の低いさつまいもをメインにしていました。血糖値のコントロールがうまくできたことも減量がスムーズに進んだ要因の一つだと思います」
(※食品に含まれる糖質の「吸収の度合い」を示すもの。GI値が高い食材ほど血糖値が急激に上昇し、低いほど血糖値がおだやかに上昇する)

川田さんは自分に合っている食材を判断する際、「腹持ちの良さ」と「満足感」を大事にしているという。その食材がさつまいもやアボカド、サーモンであり、人それぞれ自分に合う食材を見つけることは、ダイエットのみならず、日々を健康に過ごす上でも大事な考え方だろう。

最後に、ボディコンテスト一年目にして一気に日本の頂点まで駆け上がることができた川田さんに、目標を最短で叶えるための考え方を聞いた。

「『自信がつくまで練習』。これに限ると思います。私も毎日ポージング練習、高頻度でトレーニング、食事管理等、できること、思いつく限りのことはすべてやりました。必要な準備をやり切った上で、大会前1週間はSNSをあまり見ず、散歩をしたりしてリラックスモードで臨みました。自分に集中し、明るい気持ちで本番を迎える。これが重要だと感じます」

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取材:FITNESS LOVE編集部 写真提供:川田麗衣

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